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アニメ批評その763 幽☆遊☆白書

評価:★★★(中二の原点)

概要

冨樫義博の同名漫画を原作にしたスタジオぴえろ制作のテレビアニメ。

フジテレビ系列にて、1992年10月10日から1995年1月7日まで放送された。

全112話。平均視聴率17.6%、最高視聴率は24.7%。

土曜18時台後半枠で112話放送は、1977年1月 - 1979年1月放送の『ヤッターマン』の108話(+1話再放送)を上回る新記録である。

放映期間中の1993年・1994年の夏季には劇場版アニメが2作公開された。

あらすじ

主人公の浦飯幽助は、車に轢かれそうになっていた子供を助けたが、死んでしまう。

しかし、幽助の死は霊界にとって予想外の出来事であったため、幽助は生き返るための試練を受けることになり、霊界案内人のぼたんと共に霊体として幾つかの事件を解決する。

幽☆遊☆白書 (テレビアニメ) - Wikipediaより抜粋

HUNTER×HUNTERの作者としても有名な冨樫義博先生の作品で、本作も超有名な素晴らしい作品です。
なのですが、アニヲタ以外は無理に視聴する必要はありません。
理由は「古いアニメだから」です。

こういった画像は、後に描かれたイラストだったり、リニューアル版の一コマだったりで、

実際は30年ほど前のアニメなので、作画面はお察しです。
当時のジャンプアニメにしてはかなり頑張っていた方ですが、それでもまぁ・・・というレベルです。
ですがアニメについて偉そうに語りたいという方は、本作の視聴は義務だと思ってます。
魔法少女を語る上でまどマギが外せない様に、中二設定を取り入れた作品を語る上で本作は外せません。

例えばこの飛影というキャラの「邪眼」ですが、今では珍しくない設定(能力)ですが、当時は革新的でした。
他にも
・強そうなキャラが出てきた直後にもっとヤベーのが出て来る
・明確な回数制限がある必殺技
・前世は凄い妖怪で、短時間なら前世の力が使える
・老人が一瞬若返り、高い戦闘力を得る事が出来る
・「邪王炎殺黒龍波」等、中二心を擽るカッコいい必殺技がある
などがありますが、特に有名なのは

戸愚呂兄弟、特にマッチョな弟の方でしょう。
30年近く前にこれほどの中二要素を一つの作品にぶち込んだ冨樫先生は紛れも無い天才だと思います。
今では当たり前の様に通じる設定や能力は、本作が世に広めたと言っても過言ではありません。
「いやいや、〇〇の能力は他作品の方が先に使ってましたよ」とおっしゃる方もいると思いますが、結局の処それが世に伝わらなくては意味がありません。
例えるなら、ミリオンセラーになる様な有名な曲の一小説を「この部分の歌詞は〇〇という曲と似ている」とドマイナーな曲を引き合いに出す様なモノです。
設定やキャラデザが似ている事は漫画でもアニメでも多々あると思いますが、人気が出てなんぼです。
細かい点を指摘したら、本作の設定や能力と似た作品は以前にもあったかもしれませんが、それらを全て取り入れた有名作なんてそうそうありません。

あと凄いと思った点としては女性キャラです。
一応魅力的なキャラもいるにはいるのですが、誰がメインヒロインかが不明です。
本作の人気キャラは全員男性なのですが、そんなアニメ(漫画)はかなり数が少ないので凄い事だと思います。

幽遊白書 OP 「微笑みの爆弾 」version 1 (TV Size) HD

アンバランスなKissをして(歌詞付き)FULL 幽遊白書 ED3
映像のクオリティーはまぁ・・・古いしねぇ・・・といった処ですが、曲の素晴らしさは色褪せません。
今でも定期的に聴いてます。

好きなキャラが多いので色々語りたかったのですが、ネタバレが過ぎるのも無粋と感じたので辞めました。
本作を観れば連載のペースがくっっっっっっっっっっっそ遅い冨樫先生が干されずにジャンプで連載出来ている理由がよくわかります。
アニメについて深く語りたい方は是非ご視聴下さい。
※漫画版でも構いません。
それでは、良き中二ライフをノシ

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