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アニメ批評その302 赤髪の白雪姫

評価:★★(白雪姫要素どこ?)


あらすじ

生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女白雪は、生まれ育った国タンバルンの王子ラジにその珍しい髪の色を気に入られ、自身の愛妾の座を用意される。

しかし、拒否する形で髪を切り国を出た白雪は、辿り着いた隣国クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会う。

追ってきたラジ王子から彼女を助けてくれたゼンの正体はクラリネス王国の第二王子だった。

その後白雪は、クラリネスに居を移し宮廷薬剤師として働きながら、ゼンの味方になるための道を進んでいく。

赤髪の白雪姫 - Wikipediaより抜粋


主人公の白雪です。
ご覧の様に可愛く、賢く好感が持てる主人公な上に声優さんは早見沙織さんです。

本作はコチラの王子様との恋物語です。


本作を「つまらない」と評価した方は少ないと思います。
しかし人気があったのか?というと全然ありませんでした。
※DVDの売上をみても残念な結果でした。
今の時代少女漫画原作のアニメ化は成功しにくかったりはするのですが、この作品の何がいけなかったのかについて、私なりに分析してみました。

その1.白雪姫要素が無い

白雪姫と言えば7人の小人と森で暮らすのと、王子様のキスで目を覚ますとかだと思います。
本作の白雪は森に住んでいる訳ではありませんし、小人も出てきません。
意識不明になったところを王子様のキスで救われるとかもありません。
もしかしたら7人の小人に相当する人物が出てくるのかもしれませんし、原作の最後は王子様のキスで目覚めるシーンとかがあるのかもしれませんが、アニメ版ではそういった要素はありません。
主人公の女性の名前が白雪というだけで、それに「赤髪の」と付けるのは何だか詐欺みたいな印象を受けてしまいます。

その2.人が少ない

王子の護衛とかはいるのですが、

兵士が少ないのがしょぼく感じます。
砦とかに配備されている兵士の数が非常に少なく感じました。
仮にも王国な訳ですから総兵力は少なく見積もっても数万はいると思います。
大体兵士が出てきても数人、多くて数十人といったところなので、シリアスなシーンもおままごとの様に見えてしまいます。


作画は悪く無いし話も面白くはあるのですが、どうしてもおままごと感が拭えません。
アニメのタイトルは変えられないにしても、アニメ化に際し兵士がたくさん出てくる壮大なシーンとかが欲しいところでした。
それと少女漫画原作の作品は、余程の何かが無いとアニメ化は成功しません。
※作画が凄まじく凄いとか、音楽が素晴らしいとか、記憶に残る特徴のあるキャラが出てくる等
「赤髪の白雪姫」という作品は漫画は面白いのかもしれませんが、アニメ化するには色々と足りなかったと思います。
(3期がくれば私は観ますけども)
評価は★2です。


それでは、良きアニメライフをノシ

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