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アニメ批評その297 本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜

観ようと思ってたら2期が始まって視聴を断念しました。
んで、echoさんが観ててくれてたので記事をお願いした次第です^^;

評価:★★★(食わず嫌いはもったいない)


概要

本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜は香月美夜による日本の小説。

初出は小説投稿サイト「小説家になろう」。

2013年9月から連載投稿され、2017年3月に全5部677話で完結した。

本好きの現代人が死後に生まれ変わった中世ヨーロッパ風のファンタジー世界で、現代知識を駆使して本作りを目指していく。

書籍版がTOブックスから発売され、シリーズ累計発行部数は2020年3月の時点で300万部に達した。

『このライトノベルがすごい!』では、2017年版で単行本・ノベルズ部門第5位、2018年版・2019年版で同部門第1位、2020年版で同部門第2位を獲得した。

あらすじ

本が大好きな女子大生・本須麗乃は本に埋もれて亡くなり、気がつくと別の世界で、病弱な少女・マインとして転生していた。

本があれば、どんな環境でも耐えられると思ったマイン。

さっそく本がないか家中を探し回るが、どこにも本が見つからない。

さらに母親と一緒に街へ出ても、文字すらなかなか見かけることができない。

そこは識字率が低く、本がとても高価な世界だったのだ――。

マイン
本作の主人公。
本を読むことを生き甲斐としていた本須麗乃が事故死して転生した少女。
紺色のストレートの髪に金色の瞳。
同年代の子供と比べ小柄かつ病弱で、熱病(身食い)を患っている。
自分を取り巻く環境に本が存在せず、本を手に入れられない事に気づき、本作りを志すようになる。
本に執着すると後先考えずに行動するため、頻繁にトラブルを引き起こす。

ルッツ
マインと同じ歳の幼馴染。
金髪に翡翠色の瞳。
マインの性格や体調を熟知しており、マインの暴走を諫める事も多い。
ベンノの指摘を受けてマインと共に商人見習いを目指す。

ベンノ
マインの商売における後見人。
マインの価値にいち早く気づき商会に取り込む。
マインの絶大な影響力をコントロールする苦労人。
強引でお金にがめついが、マインを試し、悪いところに気付かせて成長させようとする。

フェルディナンド
神殿の神官長。神殿でのマインの保護者。
水色の髪に薄い金色の瞳。
神殿の実務を一手に引き受けている。
神事や文官、騎士としても仕事をこなす文武両道。
マインに貴族としての嗜みや知識を学ばせる一方で、巫女としての仕事も要求する。


なろう系異世界転生ものラノベのアニメ化です。
マインは異世界転生ものの定番な特殊能力などは使えず、魔力は秘めているものの病気の原因となっていてむしろ弱点です。
前世で本に夢中になると食事さえとらない本の虫だったマインは、本を手に入れるために第一部では商人の世界に、二部では巫女見習いとなり貴族の社会に飛び込んでいきます。
マインは本の事が最優先で回りの迷惑やトラブルを顧みない性格に難はありますが、純粋に本の事しか考えてないので慣れてくれば逆に清々しいですw
周りの大人たちはマインの行動にハラハラしながらもマインの知識や行動力に注目し導いていきます。
特にこのアニメで面白いところは、身分や社会によって常識や考え方の違いなどの世界観がしっかりしているところです。
マインは戸惑いながらもベンノやフェルディナンドに庇護されてその社会に適応していきます。
このあたりは世界名作劇場とかNHKの朝ドラと近いかもしれませんw


キャラクターデザインが独特で取っ付きにくく、作画が安定しない回もあったりするのですが、それで視聴しないのはもったいないアニメです。
食わず嫌いせずに、是非1度は見てほしいです。
それでは良きアニメライフを!

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