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アニメ批評その365 ハートキャッチプリキュア

今回はプリキュアの中でも名作と名高い作品の紹介です。
執筆者は勿論echoさんです。

評価:★★★★(明るく楽しく心温まるプリキュア)


概要

ハートキャッチプリキュア!は、2010年朝日放送の制作により、テレビ朝日系列で全49話が放送された、東映アニメーション制作の日本のテレビアニメ。

「プリキュアシリーズ」の通算7作目にして、5代目のプリキュアに当たる。

原点回帰を意識して初期メンバーのプリキュアが2人になっており、また前作のダンスに続き、本作品では「女児が好きなもの」という意図で花とファッションの要素を採用している。

『ハートキャッチプリキュア!』のタイトルは、「子どもたちの心を掴むこと」と「心の大切さを知る物語であること」の2つの意味から名づけられている。

物語は人間の心情を扱うものが主軸となっている他、本作品での敵組織が作り出す怪物も「人間の「心」の負の部分から作りだされる」という設定付けがなされている。

あらすじ

中学2年生の花咲つぼみは希望ヶ花市に引っ越してくる車中で、キュアムーンライトが敗れゆく夢を見ていた。

つぼみは転校を機に内気な自分を変えようと決意したが、強引でマイペースなクラスメイト・来海えりかに振り回されてしまう。

新たな環境に戸惑う中、つぼみの前に、夢の中で見たこころの大樹の妖精・シプレとコフレが現れる。

シプレとコフレを追ってきた砂漠の使徒の幹部・サソリーナは、居合わせたえりかのこころの花を奪ってしまう。

つぼみは妖精にプリキュアになる資格があると聴かされ、彼女を救うため、つぼみはシプレの力を借りてプリキュアに変身することを決意する。

花咲つぼみ / キュアブロッサム(cv.水樹奈々)
本作品の主人公である14歳の少女。
眼鏡をかけることがある。一人称は「わたし」。
素直かつお人好しな性格で、礼儀正しく、常に敬語で話している。また、美形に惚れやすい一面をもつ。
デザトリアンの媒体にされた犠牲者たちの悩みを理解し、共感する感受性をもつ。
一方で思い込みが激しく、それが原因で落ち込むことも。
学業の成績は優秀であり、古文と理科が得意。
また、四字熟語やことわざをよく引用している。
運動は苦手であり、高所恐怖症。
教室の席も自宅も隣同士である親友のえりかに振り回されることも多く、彼女の強引な誘いで「ファッション部」に副部長として入部するが、当初希望していた「園芸部」にも所属しており、掛け持ちしている。
変身時の名乗りは「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!」で、決めゼリフは「私、堪忍袋の緒が切れました!」。

来海えりか / キュアマリン(cv.水沢史絵)
つぼみの親友で、誰にでもフレンドリーな14歳の少女。
小柄な体格。一人称は「あたし」。
つぼみと正反対の性格で、猪突猛進で元気かつお調子者。
気さくで明るいマイペースな性格の持ち主でとても友好的。
喜怒哀楽が激しく失敗してすぐにへこむ、自分が間違った事をやっていたらすぐに謝る素直さや、反動で落ち込んだり、感動で涙ぐむなどの一面もある。
責任感が強く、「ことばにしないと伝わらない」という考えをもつ。
また物覚えがやや悪く内向的な相手の感情に合わせることは苦手。
勉強と虫とカエルも苦手だが、運動は得意。
カリスマモデルだった母の影響で、ファッションに興味をもっていて「ファッション部」の部長を務めている。
将来の夢はファッションデザイナー兼スタイリストで、裁縫や服のデザインの腕前は高く、一目で相手のスリーサイズをあてることができる。
変身時の名乗りは「海風に揺れる一輪の花、キュアマリン!」で、決めゼリフは「海より広いあたしの心も、ここらが我慢の限界よ!」。

明堂院いつき / キュアサンシャイン(cv.桑島法子)
第3話より登場。
茶髪のショートヘアが特徴である14歳の少女。
一人称は「ボク」もしくは「わたし」。
穏やかな性格で、いつも笑顔を絶やさない。
また、可愛いものに反応する一面もある。
武術の達人かつ成績優秀で、文武両道を体現している。
また、学園では生徒会長を務めている。
病弱な兄の代わりに「明堂院流」の跡継ぎになるため、学園生活では真夏でも男子用の学生服を着用している。
その兄を生涯守ることを誓い、次期当主及び道場師範代という重圧に負けない覚悟を持つ。
当初は修行の妨げになるという理由から女の子らしい趣味の物はタンスの中に隠していたが、祖父や兄の助言もあって自分に素直になり、好きな武道を続けながら「ファッション部」に入部することを決める。

月影ゆり / キュアムーンライト(cv.久川綾)
キュアムーンライトに変身する17歳の少女。
眼鏡をかけている。一人称は「わたし」。
学業の成績はいつもトップであり、聡明かつ物静かな性格。非常に大人びており、ミステリアスな雰囲気を醸しだしている。
ももかの数少ない友人であり、モデルの仕事で授業を欠席しがちな彼女のために気を遣っている。
父親で植物学者の月影博士は行方不明となっているため、母と団地で2人暮らしをしている。
学生としてもプリキュアとしても外の3人の先輩。
父の失踪後、間もなくプリキュアに選ばれて「キュアムーンライト」となっており、「自身と同じ重責を、だれにも背負わせたくない」という思いから単身で砂漠の使徒と戦っていた。

シプレ(cv.川田妙子)
新しいプリキュアを探しにやってきた妖精で、つぼみのパートナー。
一人称は「わたし」で、語尾は「ですぅ!」。
性格はおっとりしているが、つぼみに対して気取る一面もある。
パートナーのつぼみとは喧嘩も無く仲良しである。
コフレ(cv.くまいもとこ)
シプレと共に新しいプリキュアを探しにやってきた妖精で、えりかのパートナー。
一人称は「ボク」で、語尾は「ですっ!」。
やんちゃで生意気な性格であり、子供っぽく、えりかの弟分的な存在。
パートナーのえりかがいい加減かつわがままな所があるので、彼女の行動や言動に対して一言物申すこともある。


おジャ魔女どれみスタッフが再結集して作られた5代目のプリキュアです。
プリキュアシリーズでもとりわけ人気が高く、NHKプリキュア総選挙で作品部門で2位(1位はふたりはプリキュア)に選ばれました。
おジャ魔女スタッフらしく明るくころころ表情の変わるキャラクターは楽しいですし、クラスメイトの心や夢にまつわるストーリーがときどき感動させたりとただの女児アニメに収まらない作品です。
先輩プリキュアとしてシリーズ初の高校生プリキュア月影ゆりも登場します。


そしてキャラクター人気ランキングに主人公を差し置いて3位に入ったのがえりかです(1位2位はふたりはプリキュアの2人)

プリキュアファンからは珍獣などと多少不名誉なあだ名をつけられてはいますが、喜怒哀楽が激しくコロコロと変わる表情、主人公だけでなく劇場版オールスターでも数々のプリキュアを振り回す天真爛漫ぶり。
唯一無二のキャラクターで今なお高い人気を誇っています。


明るく楽しく、時折ほっこりしたり、しんみりしたりプリキュアシリーズの中でも屈指の名作です。
ぜひご覧になっていただきたい作品です。
では良きプリキュアライフを!

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