アニメ批評その808 だがしかし
評価:★★★(駄菓子のアニメ)
概要
『だがしかし』は、コトヤマによる日本の漫画作品。駄菓子屋を舞台にしたコメディストーリー。
『週刊少年サンデー』(小学館)にて、2014年30号から2018年20号まで連載された。
実家の駄菓子屋を継ぎたくない主人公に対し、駄菓子マニアの社長令嬢が駄菓子の魅力や豆知識をハイテンション気味に解説しつつ、主人公に駄菓子屋を継がせようと画策する姿が描かれる、劇中内で現実に存在する駄菓子が登場し現実の流行やニュースがリンクするなど現実に沿った舞台設定になっている。
話数表記は「○○かし」。主要モデルとなる場所は千葉県富津市竹岡で千葉市土気や鋸南町勝山も登場する。
駄菓子を人並みに好きだった程度の作者が、没案からネームの行き詰まりを経てさまざまな設定の主人公を考案した果てに「主人公が駄菓子屋」という案が通って描いた作品である。
単行本の発行部数はテレビアニメの放送開始後の2016年1月10日時点で、約160万部に達している。
『週刊少年サンデー』2015年43号にてテレビアニメ化が発表され、2016年1月から3月にかけて1期が、2018年1月から3月にかけて2期が放送されていた。
あらすじ
とある半島の海沿いにある田舎町に住む鹿田ココノツは父・鹿田ヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子を継ぐように求められるが、漫画家になるという夢があったことから拒絶していた。
しかしある夏の日、ココノツの前に枝垂ほたるが現れる。
ココノツは都会的な雰囲気の美少女であるほたるに惹かれるが、お菓子メーカー・枝垂カンパニーの社長令嬢であるほたるは、枝垂カンパニーが作る駄菓子屋の店長としてヨウを迎えることが目的であった。
ヨウはココノツがシカダ駄菓子の跡継ぎとなることを条件に勧誘を受諾したため、ほたるはココノツに駄菓子屋を継がせるべく奮闘する。
主人公の鹿田 ココノツくんです(高校1年生)
実家は駄菓子屋でマーケティングのセンスに優れており、店主としての才能はあるのですが継ぐ気はありません。
漫画家志望です。
メインヒロインの枝垂 ほたるさん(cv.竹達彩奈)です。
巨乳の美少女ではあるのですが・・・
駄菓子に目が無い変人です。
ココノツくんの親友の遠藤 豆くんです。
こう見えても妹想いな一面もあります。
豆くんの双子の妹のサヤちゃんです。
金髪と両耳に沢山つけたピアス、口からのぞく八重歯が特徴で、貧乳なのを気にしてます。
気は強いのですが、変人ぞろいの登場人物の中では一番の常識人です。
めんこやけん玉など昔の遊びに関する才能も突出しており、ほたるさんからは「サヤ師」と呼ばれ尊敬される様になります。
ココノツくんの事がめっちゃ好きです(可愛い)
ココノツくんの父親であるヨウさんです。
声優が藤原啓治さんなのですが、クレヨンしんちゃんのヒロシの様な出来た男では無く、かなりのダメ人間です。
2期からは登場人物が増えますが、主だった所はこんな感じです。
本作のテーマは駄菓子です。
これは終始ブレる事がありません。
駄菓子を食べた事の無い日本人なんてそうそういないでしょうし、然程興味の無い方でも「へーそうなんだぁ」と駄菓子に纏わる様々な知識を得る事が出来ます。
駄菓子に特化した作品ではあるのですが、日常系アニメとしてもラブコメとしてもお楽しみ頂けます。
竹達彩奈さん演じる変人のほたるさんも面白いのですが、沼倉愛美さん演じるサヤちゃんが凄く可愛いので是非ご覧になって下さい。
それでは、良き駄菓子ライフをノシ