アニメ批評その703 テスラノート
エクスアーム枠と聞いて震えた私です。
レビュアーはクソアニメが大好きな(偏見)echoさんです。
評価:★(エクスアーム枠の正統進化)
概要
テスラノートは、西田征史・久保忠佳原作、三宮宏太作画で『週刊少年マガジン』『マガジンポケット』で連載された漫画を原作とするテレビアニメ。
2021年10月からTOKYO MXなどで放送された
あらすじ
トーマス・エジソンも認めた天才科学者ニコラ・テスラは、その発明の全記録を「テスラの欠片」と呼ばれる水晶へと保管した。
時は流れて現在。
根来忍者の末裔根来牡丹は、日本安全振興株式会社の依頼で水晶を回収するミッションに召集される。
日本安全振興のナンバーワンを自称するクルマとコンビを組んだ牡丹は、世界の破滅すら引き起こしかねない「テスラの欠片」を巡り、世界中のスパイたちとの争奪戦を繰り広げることとなる。
根来 牡丹
本作の主人公
17歳の女性高校生で忍者の末裔。
悪事を放置できない性格でもあり、突っ走ることもある。
テスラの欠片を回収するうちに他界した母親のこと、行方不明の父親の真相にたどり着く。
クルマ
日本安全振興株式会社自称ナンバーワンの謀報員。
本名は田中 車。
負けず嫌いかつ見栄っ張りな性格ではあるが、任務へは強い思いを持つ。
後に牡丹とはコンビを組み反目することになる。
エクスアームの衝撃から1年。
廉価な3Dアニメをメインに登場回数の少ないモブキャラは手書きアニメでごまかして、省エネで安く仕上げるクソアニメの事をエクスアーム枠などと呼ぶようになったのですが、テスラノートはエクスアームの正統な後継者と言って良いと思いますw
基本的にはクソアニメです。
しかし3Dが妙にこなれていたり、意外とストーリーが面白くキャラクター同士の掛け合いが良かったりと、エクスアームよりはちゃんとアニメーションしています。
ですが、3Dアニメと2Dアニメが混在しているところは違和感しかないですし、クソアニメである事は間違いなく、まぁプレステ1からプレステ2に進化したくらいだと思っておけば間違いないですw
この中途半端に面白いところが評価をちょっと上げていて、逆にネタにしづらくエクスアームほど話題にならなかった印象です。
メインキャラの3Dだけは意外と良く出来ているし、声優の小原好美さんの演技もあって牡丹ちゃんは可愛いので興味のある方は見ても良いと思います。
ただ、けっしておススメはしません。
エクスアーム枠も進化し続ければ名作が生まれる未来もあるんですかねぇ…?
まぁ多分来ないと思いますけどw
今季にも『錆色のアーマ』というエクスアーム枠が控えていますので4月にでもご紹介したいと思います。
では、良きアニメライフを!