アニメ批評その576 EX-ARMエクスアーム
echoさんが凄いクソアニメを見つけてきてくれましたw
それでは、ご覧下さい。
評価:★(10年に一度のクソアニメ)
私の場合アニメのクールが変わると、とりあえず1話を全部録画して見るようにしています。
そこから取捨選択して見たいアニメを絞り込んでいくのですが…。
当然、肌に合わないアニメやクソアニメも紛れ込んでいます。
今回、紹介するエクスアームは1話を5分見た時点で確信しました。
『こいつはクソアニメだ…しかも伝説的なクソアニメになるかもしれん…。』
中途半端な出来ならば1話切りしていたのですが、クソアニメ愛好家としては伝説を見届けなければならないと言うどうでも良い使命感で全話見てしまいました。
最終話まで見るまでも無く予感は的中していました。
エクスアームは『10年に一度のクソアニメです。』
1話終了時点でのネットの反応を見ると世間も評価もおおむね同じだったようで。
「声優の熱演と画面があってないぞ」
「動き酷すぎるw」
「原作ファンはショックだろうな」
「エクソアームw」
「原作者は怒って良い」
「専門学校の卒業制作レベルw」
「MUSASHI-GUN道-と並ぶんじゃないか?」
「プレステのゲームだったら神ゲーだった」
となかなかの炎上ぶりです。
どう酷いかというと、とりあえずこのプロモーションビデオを見てください。
TVアニメ『EX-ARMエクスアーム』公式PV
これを見ただけでも、なかなか酷い事が分かると思います。
実際のアニメはさらにひどいですw
特に話題になったチャーハンのシーンです。
出番の少ないキャラは3DCGを作る予算が無かったのか、2Dアニメでごまかそうとしているのですが違和感が凄いです。
演出もダサくてやたらスライディングが長いです。
3D同士が接触するシーンは技術的に相当難しいらしく、謎の光でごまかしてます。
表情パターンが少ないうえに、あまり動かないので表情がとにかく怖いです。
アクションシーンの演出もぎこちなく、とにかくダサいです。
背景にあるひっくり返った車のどこにも損傷が無いのは笑えます。
どうしてこんな事になったのか…。
制作会社は中国の会社でアニメ制作の実績もないようです。
監督は木村好克さん、実写映画の監督でアニメは初挑戦だとか…。
その他のスタッフもアニメの実績はほとんどない方ばかり、声優陣だけ無駄に豪華なんですけどねw
原作漫画もアニメ放送中に打ち切りエンドとなってしまったようです。
クソアニメオブザイヤーとして年末に紹介する手もあったのですが、おそらく今年中にこのアニメを超えるクソアニメが出てくる事はないと思います。
クソアニメ愛好家の皆さんは、ぜひ1話だけでもご覧ください!
では、良きクソアニメライフを!