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アニメ批評その842 べるぜバブ

評価:★(放送した時間が悪かった)

概要

田村隆平による日本の漫画作品。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)2008年37・38号の第4回金未来杯を受賞し、2009年13号から2014年13号まで連載された。

話数単位は「バブ○○」。

『少年ジャンプNEXT!!』2014 vol.2から2015 vol.1まで「べるぜバブ 番外編」を連載した。

あらすじ

2008年4月のある日。

「天下の不良高校」と言われる石矢魔高校の中でも凶悪無比な強さから「アバレオーガ」と恐れられる男子高校生・男鹿辰巳は、喧嘩の最中に川に流れてきたおっさんを割り、中から出てきた赤ん坊を拾う。

その赤ん坊は、普通の子ではなく人類を滅ぼすために魔界から送り込まれた大魔王の息子・カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(通称ベル坊)だった。

ベル坊にすっかり気に入られてしまった男鹿はベル坊の侍女悪魔・ヒルダの監督の下、不本意ながらも魔王の親となり子育てをすることになる。

はじめはベル坊を誰かに押し付けようとする男鹿だったが、次第にベル坊の親としての自覚と絆を強めていく。

べるぜバブ - Wikipediaより抜粋

不良が赤ん坊と出会い、

色々あって育てる事になります。
この赤ん坊が人類を滅ぼすために魔界から送り込まれた大魔王の息子という設定で、本作はバトル有のギャグ作品となります。
で、私のオススメ度は★1です。
この作品を全くご存じ無い方は観なくていいのでスルーして下さい。
次に原作は知ってるけどアニメは未視聴という方向けに解説させて頂きます。
原作はそれなりに人気がありまして私も好きでした。
アニメ版をオススメしない一番の理由は「打ち切りで微妙な終わり方をした」からです。
打ち切りになってしまった経緯を以下に記します。

◆放送した時間帯が悪かった

日曜の朝7時に放送する事になった訳ですが、放送前から懸念がありました。
本作には女性キャラのセクシーなシーンがあるのですが、放送する時間帯が日曜の朝7時という事で原作に比べ大幅にカットされる事となりました。
セクシーなシーンといってもTo LOVEる -とらぶるの様な過激なモノではありませんが、視聴者を小さなお子様とその親御さんに絞って健全なアニメを放送しよう!というコンセプトで制作されました。

無理でしたw
赤ん坊のベル坊がフルチンのシーンが多々あり、様々な配慮をしたにも拘わらず一定数のクレームがあったそうです。
セクシーシーンのカットの他に、バトルシーンも過激にならない様にマイルドに仕上げたという話も聞きました。
これは円盤を購入する層である大きなお友達からすると減点ポイントです。

◆作画について

2大ヒロインであるヒルダさんはまだ良いとしても、

私が好きな邦枝さんが微妙に感じました。
セクシーシーンがカットされ、女性キャラの作画というかキャラデザが微妙となると大分苦しいと思います。
作画が悪いアニメだとは思いませんが、まだこの時代のジャンプアニメは雑に仕上げたモノが多かった印象です。

◆原作改変

原作の改変がファンからかなり不評でした。
原作の改変があった理由は視聴率の問題があり迷走した結果ですが、そもそも改変前から不人気だったという話です。
ラストも改変されてますが色々配慮し過ぎた結果、本来観て欲しかった層に受け入れられなかった訳です。

「程よいギャグのあるバトル作」と思ってた私ですが、全てが微妙に削られてる感じで原作の良さを全く感じられない作りとなっておりました。
「ベル坊が赤ん坊だからお子様向けで逝こう!」と提案した方は地獄に落ちればいいと思います。
本作のファンからすれば不当な評価に思えるかもですが、ファンなら既に視聴済でしょうし、そうで無い方に不人気な打ち切りアニメをオススメするのは宜しくありません。
マキバオーやいぬまるだしの様なフルチンのキャラが出て来る作品が好きな私ですが、本作はオススメ出来ません。
それでは、良きアニメライフをノシ

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