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アニメ批評その906 NARUTO -ナルト-

評価:★★★(最も有名な忍者アニメ)

概要

岸本斉史による日本の漫画作品。

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1999年43号から2014年50号まで連載された。

全700話で、単行本は全72巻と外伝1巻。

忍同士が超常的な能力「忍術」「体術」「幻術」「仙術」を駆使して派手な戦いを繰り広げるバトルアクション漫画。

アジア各地の民話や伝承、宗教のオマージュを巧みに取り組んだ世界観の中で、主人公と仲間達の友情、裏切りと復讐、師弟や家族の絆が中心として描かれ、忍の世界とその起源・歴史を含めた重層的なストーリー展開となっている。

中盤以降は、主人公であるうずまきナルトが単に戦いではなく、“対話”と“許し”を以って平和をもたらそうとするなど、“少年漫画らしからぬ”要素も含まれるようになり、読者からの支持が高い「ペイン編」での、「ナルトが師である自来也を殺した敵と対話し、和解する」という描き方は「ある意味でタブー(苦笑)。少年漫画では普通はやらないやり方だった」と作者自らが後年述懐している。


本作の人気は連載当初から順調に伸び『ONE PIECE』と並び『週刊少年ジャンプ』の二大看板、国民的人気作品となっていった。

2002年からはぴえろ製作のテレビアニメが放送開始され、一部終了後に85話のアニメオリジナルストーリーを挟み、二部からは『NARUTO -ナルト- 疾風伝』というタイトルにリニューアルされている。

2012年10月にはアニメ放送10周年を迎え、21世紀にスタートしたアニメで10年以上続いた長寿アニメは、本作が一番乗りとなった。

単行本の国内累計発行部数は2019年5月時点で1億5300万部、全世界累計発行部数は2億5000万部を突破している。

 完結した現在でも世界で1番検索されている大人気コンテンツとなっている。

あらすじ

体内に九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが里一番の忍である火影を目指し、仲間たちと共に数々の試練を乗り越え成長していく物語。

NARUTO -ナルト- - Wikipediaより抜粋

日本国内はおろか、世界的に観ても超絶人気な漫画&アニメです。
どれくらい凄いかというと2020年8月の時点で、NARUTOのライセンス商品や漫画、アニメ、ビデオゲームなどの全世界総収益は推定103億$(1兆4000億円以上)を記録しております。
そんな凄いアニメなのに私の評価が★3なのは、単純にアニメの出来の問題です。

本作がどんな作品かご存じ無い方は少ないと思うので、ざっくりとした解説となります。
予めご了承下さい。
落ちこぼれ忍者であるうずまきナルトは凄い力を秘めた少年で、最初は里一番の忍である火影を目指す物語でしたが、次第に個の闘いから群の闘いにシフトしてゆきます。
かつての敵が味方になったり、その逆もありと王道的な展開を魅せながらも、少年漫画らしからぬエピソードもあり、原作は文句無しの名作です。

◆本作の見どころについて

ナルトのライバルであるサスケくんが大人気です。

サスケくんは写輪眼という特有の術を有する天才なのですが、本作はこの様に眼力系の能力者が多いのが特徴です。

技といえば、ナルトの必殺技である螺旋丸はよく考えられた技だと思います。
バランスよく気を練る事が出来なかったナルトが出した答えが秀逸過ぎました。

あとはこのナルト走りでしょうか。
この走り方をするアニメキャラは多数おりまして、そういったシーンを目にした時には「ナルト走りしてる」と言われがちです。

魅力的なキャラが多数登場するのですが、個人的に最も魅力的に感じたのはこのカカシ先生です。
強さ、人格、面白さ全てにおいて隙がありません。

◆作画について

私の評価があまり高く無い最大の理由が作画の悪さです。
今から20年近く前のアニメですし、話数も多いので仕方無い部分はありますが、

ご覧の様に酷い作画崩壊も多々発生しております。
ファンの方の中には「作画は悪く無い、むしろいい方だ」とおっしゃる方がいらっしゃるのですが、それは本作が好き過ぎて盲目になっているだけです。
はっきり言って作画は悪いです。

しかし魅せるべき場面、主に戦闘シーンでは「どうしたんだ急に?」と思う様な作画解放シーンがたまにありまして「まともなスケジュールと予算を組んでくれればこれくらいの事は出来るんだぞ!」という制作陣の声が聞こえてくるかの様な錯覚を覚えます。

アニオリ回に関しては賛否両論です。
面白い回もあったという一方で、不要というご意見も多々聞かれました。

忍者アニメの中では最も有名で、内容も素晴らしいので多くの方に観てもらいたいという気持ちはあるのですが、アニメは全220話もあり、原作の漫画も全72巻と外伝1巻もあります。
物語の序盤、中盤、終盤でそれぞれ大きく状況が変化しておりまして、どこかだけを見ても本作の良さは伝わらないと思います。
序盤を観ていないと中盤以降にキャラに対する思い入れが薄くなるでしょうし、中盤以降を観ないとそれほど珍しくは無いバトル作品という評価になってしまいます。
観るなら長期連休を利用して一気に観た方が良いと思いますが、とにかく長いのと作画の問題もありますので軽い気持ちではオススメ出来ません。
日本を代表するアニメの評価が普通なのは心苦しく思いますが、何卒お許し下さい。

どうでもいい情報ですが、女性キャラの中では綱手さんが一番好きな私です。
それでは、良きアニメライフをノシ

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