ウマ娘から元の競走馬を好きになるケースがあると思いますが、私の場合はキングがそれです。

キングが現役時代だった時は「最強世代の脇役」という認識で、京都新聞杯でスペの2着だった時までは評価が高かったのですが、菊花賞5着→有馬記念で6着となった時には「厳しいな」という印象でした。
同期と比較すると、スペはダービーを制覇し、ウンスはクラッシック2冠、エルはジャパンカップ含めGⅠを2勝、グラスも有馬記念を勝ってGⅠを2勝です。
キングがGⅠを制した時は「GⅡとかじゃなくてGⅠ？高松宮記念！？」と驚きましたが、やはり最強世代と呼ばれた同期と比べると印象が薄い感じでした。

そこから20年近く経ち、まさか擬人化した上にアニメ化されるとは思ってもみませんでした。

本来のキングはあんまり走る意欲の無い気性の荒い馬だった訳ですが、ウマ娘ではキャラ設定が「プライドが高い頑張り屋さん」となっていたので「なるほど、そうきたか」と。
もし私がキングのキャラデザをしたら物凄いイヤな奴になってたと思いますが、多くの方から愛される様なキャラ設定にした担当者の手腕には驚くばかりです。

それでもまだキングの事が大して好きでは無かった私でしたが、ウマ娘のアプリを通じて次第に心情というか好みに変化が生まれました。

大好きなブルボンは見た目も中身も最高で、他にも更に好きになった子も多かったのですが、取り分けキングに関しては元の競走馬には特に思い入れが無かったのにとても気になる存在になっていきました。

そうなりますと、元の競走馬が気になって色々調べちゃったりするのですが、そこでキングの関係者の苦労話を知る事になりました。

「これだけの世界的な良血、絶対にGⅠを獲らせなくてはならない」
という関係者の強い想いも後押しして、高松宮記念で悲願のGⅠ制覇をするのですが、

坂口調教師がこの勝利に人目もはばからず涙した事を知って胸が熱くなりました。

そうなるとウマ娘のキングにも愛着がどんどん湧いてきます。

モンスターエナジーを見ただけでキングの顔が脳裏を過る様になるほどで、どこをどう見ても弱いキングを無理して競技場で使うくらいになっていた私です。

更にキング役の佐伯さんにも興味が湧いてきて、ご出演したアニメも観る様になりました。

そして応援団キングの実装で、脳が蕩けそうになりました。
当然ですが、すぐさまガチャを回して入手しました。

「キングのシナリオはいいね！」とよく言われますが、他のウマ娘ちゃんのシナリオに登場する度に評価が上がってるキングです。

キングを好きになる

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佐伯伊織さんを好きになる

↓

キングが益々好きになる

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佐伯伊織さんが更に好きになる

ずっとこのループにハマってます。
ぱかライブTVで佐伯が活躍する度に「流石はキング」というコメントが溢れるのを観るのが何よりも嬉しいです。

もし宜しかったら↑の記事も読んでみて下さい。
今回はキングヘイローに対する気持ちを綴らせて頂きましたが、もし好きになったウマ娘がいたら元ネタについて調べてみて下さい。
文字を読むのがメンドクサイという方はyoutubeにある解説動画とかでも良いです。
元の競走馬の事が色々と知れると、ウマ娘についても更に愛着が湧くと思います。
他にもウマ娘を通じて好きになった競走馬がいるのですが、それはまた別の機会で語らせて頂きます。
それでは、良きウマ娘ライフをﾉｼ

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