「回復スキルの中では最強格であるマエストロが弱体化したって本当ですか？」
本当です。
マエストロ自体は弱体化していないのですが、レースの仕様変更で若干の弱体化を受けました。

理由はコレのせいです。
「位置取り調整に」についておさらいさせて頂きます。

・「位置取り調整」が発動すると持久力を消費する

・最後まで走りきる持久力を確保するために「持久力温存」状態になり「位置取り調整」が発動しない場合がある

・先頭のウマ娘との差が大きく開いている場合に発動する可能性がある

・近くにウマ娘がいた時に発動する可能性がある(根性が高いと発動しやすくなる)

・パワーと根性が高いほど速度UPの効果量が大きくなる

・「持久力温存」状態で回復スキルが発動した場合「位置取り調整」が発生する事がある

こんな感じです。
簡単に解説させて頂きますと、持久力に余裕があると「位置取り調整」が発動するけど、そうで無いと発生してくれないという事です。
「位置取り調整」は金速度スキル1個分弱くらい(脚質によって異なるそうです)の効果がありますので、過剰でなければスタミナを多めに盛る事が推奨されております。
コースの形状によりますが、今回のLoH(菊花賞)ではマエストロが発動する前の中盤のコーナーが来る前に「位置取り調整」の判定がきますので、マエストロ頼りの育成では「位置取り調整」が発生せず金速度スキル1個分損をしてしまうという事です。

という訳で、こういったレースの序盤や中盤の始めの方に発動してくれる回復スキルの評価が上がりました。

従来は「マエストロも好転一息も一緒じゃん？」といった感じでしたが、今後はコースの形状からどちらが良いか選択する必要があります。
中盤ランダム発動のスキルは運勝負となりますが、ある程度の指定があるスキルは作戦が立てやすいと思います。

細かい話をすると速度スキルにも似た様な事がいえます。
この「ネバーギブアップ」は効果量こそ「強攻策」と同価値でかなり強いのですが、発動タイミングが「中盤のコーナー」となっております。
例えば凱旋門賞のコースでは、序盤中盤の直線で前を追い抜かないとその後が厳しくなります。
それは長いコーナーを走らされるからで、コーナー走行中に前を追い抜き難いのは皆さんご存じだと思います。

マエストロが弱体化したのは事実ですがまだまだ使えるスキルなので、SSRママンが使えないと勘違いしない様にお願い致します。
それでは、良きウマ娘ライフをﾉｼ

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