アニメ批評その1176 魔女と野獣
キャラデザはかなり好きなのですが、内容的には人を選ぶアニメだそうです。
という事で、今回は水曜日担当のechoさんのレビューとなります。

評価:★★(厨二の頃に憧れたクールでカッコいい主人公が見たいなら)
概要
ヤングマガジンで連載中の漫画を原作としたアニメ。
魔女の呪いによって少女の姿に変えられたギドと、魔術師アシャフが世界各地を訪ね歩きながら魔女を追うダーク・ファンタジー。
2024年1月よりTBSほかで放送された。
制作は横浜アニメーションラボ。全12話。
あらすじ
はじまりは17人の「起源の魔女」。
全ての力をその身に受け継いだものが、現代も世界各地に存在する。
そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。
少女は魔女に呪われた過去があり、呪いを解くためにある魔女を探している。
2人の前に現れる魔女は追い求めた獲物か。
そして魔女の呪いを解く方法とは──。
これは悪しき魔女を追い求めた復讐劇。
「獣」が「魔女」を捕らえたとき、物語は大きく動き出す。
華麗にして苛烈なダークファンタジーがここに開幕!

ヤングマガジンで連載中の漫画が原作です。

どこか耽美的でギャグ要素などもほとんどない、シリアスなダークファンタジーになります。

魔女により少女の姿に変えられた獣のギドと、

獣の体を棺桶に入れて背負う魔術師アシャフの2人が主人公です。

獣の姿を取り戻すため「永遠の魔女」を探す2人が旅をしながら、魔女絡みの事件に巻き込まれていくストーリーになっています。

ギドは可愛い女の子の見た目ながら、本来の野蛮な獣として本性のまま振舞っているのでかなり言動が過激です。

そんなギドの相棒アシャフは常に冷静で紳士的、何でもそつなくこなす万能タイプ。交渉力と魔術師としての知識で圧倒的な相手とも渡り合います。

このアニメ、とにかくこのアシャフがカッコいいのです。
タバコをふかしながらアンニュイな表情で「どうしたものかな」と普通な事を言っているだけでカッコいいのです。
なんでしょうねこの感覚。

担当声優の森川智之さんがイケボだと大前提なんですが、それだけでは説明できない良さがあったりします。

そのうえ相棒のギドに振り回されているように見えて、実は激重感情を隠し持っていたりと、最近あまり見ない厨二こころをくすぐるキャラ造形をしています。

ストーリー内容は結構ダークで、救いようのない話もあったりと、かなり見る人を選ぶ作品なので好みが分かれる作品ではあるのですが、

アシャフとギドの関係性に魅力を見出せるなら見る価値はあると思います。
制作会社は最近何かと良くない話が多い横浜アニメーションラボですが、今作においては思っているより作画は良いです。

見る人を選ぶ作品ですが、ちょっと大人な作品が好きな方にはおススメです。
では、良きアニメライフを!