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アニメ批評その31 バジリスク 〜甲賀忍法帖〜

評価:★★★★(忍者アニメの傑作)


あらすじ

甲賀卍谷と伊賀鍔隠れに潜む一族は、ともに服部半蔵に率いられる忍者群同士でありながら、源平の昔より数百年、互いに憎悪を抱く不倶戴天の敵同士でもあった。

服部の統制下、両門争闘の禁制によりかろうじて和平を保っていた。そのような中、甲賀組の首領甲賀弾正の孫弦之介と伊賀組の頭目お幻の孫娘朧は恋仲にあり、両家の縁組がすめば長きに亘った甲賀と伊賀の確執も解けるかと思われた。

そんな事情を知ってか知らずか、慶長19年4月末、両首領を駿府城に呼び出した徳川家康と半蔵(2代目)が甲賀・伊賀の忍びに与えた使命は実に戦慄すべきものであった。

徳川第3代将軍となる後継者選びに悩んでいた家康は、天海の提言を受け入れ、その選定を甲賀対伊賀の忍法争いによって決めることにしたのだ。

方法はそれぞれから10人ずつの「選手」を出し、最後まで生き残った者が託された巻物を再び家康の前に持ち帰ること。

後継者は、伊賀が勝てば竹千代、甲賀が勝てば国千代と決まる。

甲賀・伊賀とも選ばれた10人は皆、驚くべき肉体や技を持った者ばかり。

そして、その中には祝言間近の弦之介と朧の名もあった…

甲賀忍法帖 - Wikipediaより抜粋


ようは甲賀・伊賀共に10人の代表が殺しあうという物語です。
ちなみに

左が主人公の弦之介様で、右がヒロインの朧(おぼろ)ちゃんです。
二人は祝言間近で仲良しなのですが、他の9人は共にヤル気マンマンです。
主人公サイドの面子の一部を見てみましょう。

初見だとどうみても敵役にしか見えないのですが、ちゃんと主人公の味方ですw
逆に敵(朧ちゃん)サイドには敵らしくない、「この人は死んで欲しくないな!」と思えるキャラがおります。
本作は全24話ですが、10対10の計20人が物凄い速さで死んでいきます。
強い人が最後の方まで生き残るとか弱いからすぐ死ぬとかでなしに、様々な要因でバタバタと死んでいきます。
これぞ忍たちの戦い!というものをまざまざと見せ付けられます。


実はこのバジリスクは放映当初は不人気アニメでした。
私はこんなに面白いのに評価されなくて不憫だなぁ・・・と嘆いていたのですが、パチスロのバジリスクがヒットしてから世間の評価が変わりました。
漫画も売れて、アニメ版も何時の間にか人気が出ておりました。
非常に喜ばしい限りです。

弦之介様の必殺スキルです。
弦之介様に敵意を抜けた人全員が死にますw
瞳術という事なのですが、見て無くても死にます。
私が知る限り最強のスキルです。

対するライバルキャラの天膳君は死に芸が得意です。



『甲賀忍法帖』OP (TV Version)
こちらがOP
どうです、カッコいいでしょ!?
パチスロ(パチンコ)ファンの多くは、この曲を聴くだけで脳汁が噴出すのです(私もドバドバ出ます)


とにかくエゲツない忍者同士のバトルですが、中だるみも無く常に緊張感があるというか、「次は誰が死ぬのかな?」と考えながらご視聴する事になると思います。
熱きバトルではなく、悲しい気持ちになるかもしれませんが本当に面白い作品だと思います。
私の中では「忍者モノ」といえば、ナルトや対魔忍を差し置いてこのバジリスクを先に挙げる程です。
パチスロは打った事あるけどアニメは見てないなぁ~という方も含め、是非皆様ご視聴下さいませ。


それでは、良き忍法ライフをノシ

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