アニメ批評その792 くノ一ツバキの胸の内
からかい上手の高木さんの作者だったとは知りませなんだ・・・
という事でレビュアーはechoさんです。
評価:★★(クオリティは高いが、ストーリーは無いに等しいのでキャラクターが好きになれれば)
概要
くノ一ツバキの胸の内は、ゲッサンで連載中の山本崇一朗による漫画を原作としたアニメ作品。
男子禁制である「あかね組」の里で繰り広げられるくノ一たちの日常系アニメ。
あらすじ
人里離れた山の奥深くで、とあるくノ一集団が暮らしていました。
その集団の名は、あかね組。
個性豊かなくノ一たちが複数の班に分かれ、
互いに切磋琢磨しながら己の術を磨いていたのです。
そんなあかね組には、“男性との接触禁止”という、
絶対に破ってはならない鉄の掟がありました。
あかね組・戌いぬ班の班長である見習いくノ一のツバキは、
組の長おさも認める忍術の使い手で、周囲からも信頼を寄せられる筆頭格でした。しかし、ツバキにはどうしても気になることが。
それは、これまで見たことも、触れたこともない“男”のこと。
一度、お会いしてみたい――
考えれば考えるほど、止まらない胸のうずき。
あぁ、このキモチ、どうしたら良いのですか!?『からかい上手の高木さん』の作者が送る、
“男子禁制”くノ一コメディ漫画が、待望のアニメ化!
純情可憐なくノ一たちの、ほのぼのキュートな日常、はじまります。
ツバキ
戌班の班長で上級生。性格は真面目で、あかね組のまとめ役。
あかね組で唯一といっても良いほど男のことを知りたくて日々もんもんとしている。
むっつりおでこ。
サザンカとアサガオ
ツバキと同じ戌班の下級生。
人見知りが激しくツバキだけに懐いているサザンカと食いしん坊で居眠りばかりしているアサガオ。
犬猿の仲で普段はケンカばかりしているが、いざとなると良いコンビ。
お姉さま大好きロリと発育の良い褐色食いしん坊。
ベニスモモ
未班の班長。天才を自負しており、ツバキのライバル。
実は影で猛特訓をしている努力家。
普段はクールで皮肉を言ったりもするが、後輩思いで面倒見が良い。
クール系ツンデレ。
モクレン
申班の班長。ツバキの親友。ケガを治す医療術が得意。
くノ一たちから頼りにされており、よく頼み事をされていつも断れない。
えっちな格好をしている、ほんわか系お姉さん。
男子禁制のくノ一の里で修業をしている、あかね組の日常を描いたアニメです。
物心ついてから一切「男」を見た事が無いあかね組の女の子たちは、世の中に「男」がいる事は知ってはいますが男を嫌うように教育されていて、変なうわさを広めたりバカにしたりして過ごしています。
そんなあかね組の中でツバキだけは「男」に興味心身で、まだ見ぬ「男」に憧れを抱いています。
そんなツバキと戌班が中心に描かれるのですが、このアニメとにかくキャラクターが多いです。
3人1組で班を組んでいて、干支にちなんで全部で12の班があるのですが、それだけで36人も生徒がいます。
先生を加えると40人近いキャラクターが出てくるので、全部のキャラクターはさすがに覚えきれないです。
ただ、ストーリーは班ごとに登場するようになっているので、見ているうちに班のリーダーや特徴は分かるかなと思います。
キャラクターは個性的で可愛いです。からかい上手の高木さんの山本崇一朗先生が原作なので、高木さんと同じく原作者の性癖がばっちり反映された、おでこ丸出し貧乳キャラが多いですが、これだけキャラクターがいるので一人くらいは好きなキャラクターがいるんじゃないかと思います。
みんなえっちぃ恰好してますしねw
私は、ツバキのライバルでツンデレなベニスモモがお気に入りです。
ストーリーは女の子同士の日常がほとんどで、特に話が進んだり、シリアスになる事も無いので気軽に見られると思います。
ですが幼いキャラクターが多く、ほとんどが小学生高学年から中学生くらいの精神年齢なキャラばかりなので、かなり好みの分かれる作品だと思います。
人によっては美少女動物園などと言う人もいるようですが。
まぁ、言いたい事は分かりますw
制作会社は、今、乗りに乗っているCloverWorksです(冬期では「明日ちゃんのセーラー服」や「その着せ替え人形は恋をする」春期では「SPY×FAMILY」を制作)
作画クオリティは非常に高く、時々出てくるアクションシーンもカッコいいので作画については大満足です。
女の子がたくさん出てくる日常系アニメが好きな人にはお勧めです。
では、良きアニメライフを!