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アニメ批評その306 おぼっちゃまくん

評価:★★★(ともだちんこ)


原作概要

御坊財閥の跡取り(999代目)息子である御坊茶魔を主人公にしたギャグ漫画。

漫画雑誌『月刊コロコロコミック』で1986年5月号から1994年9月号までの間に連載。

人気絶頂期には特別読み切りとして『週刊少年サンデー』にも数回登場のほか『ちゃお』にも掲載。

1989年に第34回小学館漫画賞児童向けを受賞。

コミックスは約630万部を売り上げ、1989年から1992年までアニメ放映もされた。

男性器や大便(一応、蛍光色にして表現を和らげてはいる。しかし、放送開始当初はこういう配慮をしていなかったため茶色であった)が多く登場するなど下ネタギャグがたっぷり含まれていたため、アニメ版は日本PTA全国協議会の「子供に見せたくない番組」では常に上位だった。

このように、現在では放送禁止になってしまったシーンなどが数多くあったため、地上波で再放送された際は放送されない回も数話あった。

おぼっちゃまくん - Wikipediaより抜粋


ギャグ漫画やアニメは10年もすると、大体は面白くなくなってしまいます。
おぼっちゃまくんはもう30年くらい前の作品です。
しかしですね・・・
困った事に今観ても面白いんですよねw

これが主人公の御坊茶魔(おぼう ちゃま)です。
「あわてるな、じっくり行け」という父親の教えから、大体亀の上に乗って移動します。
1人称は「ぽっくん」言葉遣いは「〜でしゅ」や「〜ぶぁい」など
耳には砂金、涙腺には真珠、鼻には黒真珠、歯にはダイヤモンド、ヘソにはエメラルド、尻には金塊を詰めており(総額時価三億円相当)、「歩く身代金」の異名を持ちます。

( ^ω^)・・・
これはPTAもキレますねw


おぼっちゃまくんを語る上で欠かせないのが茶魔語です。
茶魔語とは主人公の「御坊 茶魔」が発する特有の言語の事です。
茶魔の「でしゅ」「ぶぁい」以外に有名なのが、
・ともだちんこ
・いいなけつ
・ぜっこうもん
といった品性の欠片も無い下ネタも含まれます。
他にも「おはヨーグルト」「そんなバナナ」「さいならっきょ」といった、どこかで聞いた事がある様な言語も生まれます。
これらの言語というかネタはおぼっちゃまくんがパクったとか、流行を取り入れたとかではなく、この作品から生まれたネタなのです。
「ともだちんこ」に関しては、秋本治先生の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』で使われた事があり、他にも沢田ユキオ先生の『スーパーマリオくん』や浜岡賢次先生の『浦安鉄筋家族』などでも茶魔語が使用された実績がある程です。
ただ下品なだけではなく、とても凄い作品なのです。

あと有名なキャラ筆頭では、貧保耐三(びんぼっちゃま)が大変人気でした。
元々はお金持ちだったのですが、落ちぶれて貧乏になってしまった可哀そうな子です。
口癖は「落ちぶれても元上流家庭」「落ちぶれてすまん」
当時はとても好きなネタでしたが、今聞いても面白いから困りますw

おぼっちゃまくんOP
「ちんこ」というワードが出てくる素敵なOPです。
本作の酷さは下ネタだけではなく、お金を湯水の如く消費する様や貧富の差で笑いを取る所など枚挙に暇がありません。
「酷さ」というディスりワードを使用してしまいましたが、ギャグ作品においてはこの「酷さ」こそが重要だと思ってます。
今では表現出来ないであろう酷さをびんびんに体感出来る貴重な名作です。
全話観てくれとは言いませんので、DVDを見かけたら試しに1枚だけでもレンタルしてご視聴してみて下さい。
古い作品なのに、きっと新鮮さを感じると思います。


下ネタ、パロディーネタ、不謹慎ネタ何でもアリです。

(ちんこ出てるし)


それでは、良きアニメライフをノシ

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