アニメ批評その361 さばげぶっ!
評価:★★(主人公がゲスい)
原作概要
『さばげぶっ!』(Survival Game Club!)は、松本ひで吉による日本の漫画作品。
『なかよし』(講談社)にて、2011年1月号から2017年1月号まで連載。高校を舞台に、女子高生たちが部活動としてサバイバルゲームに興じるギャグ漫画である。
単行本は全13巻が刊行されている。
あらすじ
梧桐(あおぎり)学園高校に転校した女子高校生・園川モモカはその初日、電車内で痴漢行為を働こうとした男に絡まれるが、同じ高校の先輩・鳳美煌に助けられる。
実は彼女は「サバイバルゲーム部」(略称:サバゲ部)という部活の部長で、モモカを大変気に入って無理やり部に加入させた。
かくして、モモカはサバイバルゲームに明け暮れる日々を送ることになる、かと思いきや、実際にはサバイバルゲームそっちのけでバカなことをやらかすサバゲ部の面々に振り回されるのだった。
主人公の園川 モモカ
射撃の才能は高いのですが、
非常に残虐な性格で、毒舌家です。
仲間も平気で見捨てます。
本作の見どころは、このモモカの人でなしっぷりです。
このゲスの傍若無人ぷりはとても面白いです。
あと面白いのはこの
ドMのロリっ子です。
自分を叩きのめしたモモカの暴力性の虜となり、
体を張ったアプローチを繰り返します。
こう見えて並外れた握力と背筋力(600kg)で、徒手格闘術の使い手です。
あとはナレーションと店長役が玄田哲章さんで面白かったりもするのですが、本作の人気は今一つでした。
ギャグ色が強いのは悪くはありませんし、モモカやロリっ子(うらら)はいいキャラしてると思います。
しかし他のキャラが印象薄かったのと、全体的に可愛さが足りなかったのではないかと思います。
本作は少女漫画原作です。
少女漫画として見ればかなり異色な作品だと思いますので、原作は話題になったのだと思います。
アニメ化に際しては制作陣も結構自信があったと思いますが、ニコニコ動画で有料視聴が途中から無料視聴に変わった様に、人気はありませんでした。
※ニコ動で途中から急に無料になるのはイメージ悪いのでやめた方がいいと強く思う私です。
少女漫画原作のアニメ化は難しいので、これは良い前例となったと勝手に思ってます(甘くない)
こういった生き物に頼らなくても面白い作品でないといけないと思いますし、女子メインならもっと可愛く見えないとアカンです。
評価としては★2ですが、個人的にはモモカのゲスっぷりが大好きです。
それでは、良きサバゲライフをノシ