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アニメ批評その261 AKIRA

評価:★★★(正直観て欲しい)


あらすじ

1982年、関東地方で「新型爆弾」が炸裂し、東京は崩壊。

これが引き金となり起こった第三次世界大戦から、世界は再建の途上にあった。

AKIRA (漫画) - Wikipediaより抜粋


まず最初に言っておきます。

コイツは金田であって、AKIRAではありません。
※勘違いしている方が多いので一応


出来るだけ簡潔に書きたいと思います。
本作は当時採算度外視で制作されたモンスターアニメです。
今なら絶対に実現しないと思います。
当時は超絶に凄い作品でした。


で、結局今観る価値はあるの?
と聞かれると困ってしまいます。
超有名作という事で、一部のコアなアニメファンにマウントを取られない様に観ておくべき・・・と思わなくも無いです。
面白さとかを求めるなら観なくても良いかもしれません。
アニメ版のAKIRAが微妙だと思う理由は以下の通りです。

古すぎる

原作の漫画は1982年 - 1990年で、アニメ版は1988年です。
当時は凄い作画力だった訳ですが、今観るとしょぼく観えます。
1988年に放映という情報を知って観ると「すげぇ!」ってなるかもしれません。

女性キャラが残念

当時から言われていた事ですが、女性キャラが絶望的に可愛くありません。
内容が面白ければ関係ない、という方もいらっしゃると思いますが、↑がメインヒロインです。

意味がわからない

ネタバレは極力避けたいので詳細は書きませんが、
「この人は反政府組織の一員という事はわかるのだが、どういった勢力なの?」
「この人は誰?」
「最後まで観たけどAKIRAって何なん?」
といった疑問が高確率で湧いてくると思います。
これらの疑問は原作の漫画を読まなくてはわかりません。
当時は雰囲気で誤魔化せたかもですが、今のアニメヲタクは考察をする方も多いので誤魔化しずらいですよね。


おおまかに挙げるとこんな感じです。

原作は非常に素晴らしく、今でも読んで欲しいと思うくらいです。
しかしアニメ版では、はしょられている部分が多くアニメの後の話も無いので「これで終わりなの?」という感想になってしまいます。
というか、原作最後の金田の名言が無かったのがかなり残念です。


でもね?

30年以上前という事を踏まえて観て欲しいという気持ちは、正直あります。
30年以上前に制作されたとは思えない作画力と表現力
超絶にカッコいいBGM

そして、この金田という男の存在感
これは知っておいて貰いたいと強く思います。


当ブログのアニメ批評記事は「知識として知っておけば観なくてもいい作品紹介」を度々してきました。
本作もそれに類するモノだとは思うのですが、今回は極力ネタバレをしない様に心がけ、またこの作品をご視聴して頂きたいと思ってる私がいます。
AKIRAという作品には、言い表せない不思議な魅力があります。
その魅力に触れて頂きたいと思う所存です。


それでは、良きアニメライフをノシ

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