アニメ批評その272 ジャングルの王者ターちゃん
評価:★(大好きな作品でしたが)
あらすじ
アフリカのあるところにジャングルの平和を守るために日々戦い続ける若者がいた。
その男、ターちゃんは生まれて間もなくサバンナに捨てられ、チンパンジーに育てられた過去を持つ野生児であり、鍛え抜かれた肉体と平和を愛する正義の心を持つ「ジャングルの王者」であった。
ターちゃんは密猟者やハンターたちから自然や動物を守ることを自らの使命とする一方で、私生活では恐妻家として妻・ヂェーンの尻に敷かれており、かわいい女の子やエッチなものに目が無いという一面も持っていた。
ターちゃんは様々な敵と戦い、個性豊かな人々との交流や時折エッチなことに精を出しながらもジャングルの平和を守っていく。
本作は、
ギャグ要素の強いバトルモノとなります。
原作の漫画は1988年~1995年まで連載が続き、アニメは1993年10月14日~1994年9月29日となります。
作画面や表現方法に関しては、古い作品なので仕方ありません。
どうしても許せない点としましては、主人公のターちゃんの声優が岸谷五朗さんという点です。
初見ですと「え?これ誰が演じてるの?」となると思います。
私は役者としての岸谷五朗さんは大好きですが、声優としての力量は残念なレベルであるとしか言いようがありません。
ギャグの方も漫画の方が面白く感じるのですが、
キャラのカッコよさに関しても圧倒的です。
今読んでも面白いと思います。
アニメ版の方のバトルシーンは、ドラゴンボール(無印)と北斗の拳色が感じられますが、「昔のアニメだなぁ」と思ってしまいます。
結論としましては、アニメ版は観なくてもいいから原作の漫画を読んで欲しいです。
それでは、良きアニメライフをノシ