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アニメ批評その288 八男って、それはないでしょう!

評価:★★(微妙だけど楽しめる)


あらすじ

二流商社に勤める主人公・一宮信吾がある朝目覚めると、そこは異世界の貧乏貴族の家で、自分がその家の八男、ヴェンデリン・フォン・ベンノ・バウマイスター(5歳)になっていることに気付く。

下級貴族とはいえ実家の困窮ぶりに「今から行動しなければ人生早々に詰む」と考えたヴェンデリン(愛称は「ヴェル」)。

書斎に置かれていた魔法球で自分に魔法の才能があることを発見した彼は、同じく書斎にあった教本を参考に自己流の修業を始めるものの、当の家族からも半ば放置されている環境だった。

ある日採取に入った森で「語り死人」となった魔法使いアルフレッド・レインフォードと出会う。

八男って、それはないでしょう! - Wikipediaより抜粋


とても不思議な感じの作品紹介となります。
良くも悪くも他の作品には無い感じです。
2話までは「なかなかいいぞ?」と思って観ていたのですが、3話目以降からは「微妙」と感じる事が多かったです。
総合的な評価としては★2とさせて頂きましたが、所々観方によってはお楽しみ頂けると思います。
タイトルが「八男って、それはないでしょう!」なので、お家騒動に巻き込まれて苦労する話を期待しておりまして、実際ひと悶着あるのですが・・・
本作が他の作品とは一線を画す所を挙げますね。
※少しいつもよりもネタバレ要素強めです。

主人公の見た目に違和感を感じる

5歳の主人公
可愛いですね。

冒険者学校に入学する12歳の主人公
とても12歳には見えないし、同級生もみんな15歳以上に見えます。

15歳になった主人公です。
目に光がありません。
歳を重ねるごとに違和感が増す主人公は少し珍しいですね。

12歳で側室持ち

12歳で巨乳の美少女と婚約する主人公ですが、

左の男の子は家来として召し抱え、残る二人の女の子を側室をして迎えます。
当の本人たちは大喜びです。
彼らもお家の事情があるのはわかるのですが、この辺は他のアニメには無い感覚です。
この点に関しては良い悪い意見の分かれる所だと思いますし、私もその判断がつきません。

バトルシーンが見どころではない

厳しい戦闘を終えた主人公が帰還するシーンですが、この回は戦闘シーンをかなりはしょってます。
戦いの序盤だけ流れたと思ったら、その後の戦闘シーンはほぼ無くて

エリーゼちゃんが怪我人の手当てで奮闘するシーンが流れてからの帰還シーンです。
他の回も結構ヤバい戦闘なのにほのぼのしていたり、主人公が簡単過ぎるくらいに勝ってしまったりと戦闘シーンが見どころの回はありませんでした。
※別の意味で面白い戦闘シーンはありました。
1回くらいは熱い戦闘を見たかったものです。

流石にイージーモード過ぎる

突出した魔法の才能により戦闘力は超高く、仲間や師匠にも恵まれ、王様や権力者からも気に入られて、親よりも高い爵位を授かります。
12歳にして美人で巨乳の超イイ子と婚約し、側室までいる訳です。
譲り受けた大きな屋敷に住み、19億5050万セント(1950億5000万円)という莫大な報奨金を受け取りますので、成人前に勝ち組になります。
成人後も華々しい実績を打ち立てて、更にお金持ちとなります。
流石に全てが上手くいき過ぎなのですが、主人公は「貴族ってめんどくさいな」という態度なので、主人公に対して感情移入とかはしにくいです。


マイナス要素は以上です。

杉田智和さん演じる主人公のお兄さん(長男のクルト)は色んな意味で良かったです。
良かったのですが、その良いシーンを台無しにするあの最終話が何とも・・・

OPですが、デーモン閣下 × 宝野アリカさんの共作です。
凄く豪華なのですが・・・
ニコ動で「サビ抜き」と言われてましたが、聴けば色々とわかりますw


私はこの作品をニコ動で観たので楽しめたと思うのですが、普通にコメント無しで観ていたら楽しめていたかどうかは自信がありません。
「え!マジで?」と思うシーンを共感出来る人がいると良いと思うのですが、それが無いととても微妙な作品に感じるのではないか?という危惧からの★2評価です。
少ない予算で視聴者を楽しませようという粋な計らいでこういった感じに仕上がったのかな?と思いましたが、それなら何故OPは豪華なんだ?という疑問も湧きます。
低評価ですが、個人的には多くの方に観て頂きたいという気持ちもあります(責任は負えません)


それでは、良きアニメライフをノシ

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