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アニメ批評その289 かくしごと

評価:★★★(久米田先生っぽくないハートフルコメディ)


概要

『かくしごと』は、久米田康治による日本の漫画作品。

『月刊少年マガジン』(講談社)にて、2016年1月号(2015年12月4日発売)から連載中。

娘に漫画家であることを隠し通そうとする父と、その娘の日常を、漫画家のあるあるネタを交えつつ描かれる久米田自身の体験談を思わせるハートフルコメディ。

タイトルは「隠し事」と「描く仕事」のダブル・ミーニングとなっている。

かくしごと - Wikipediaより抜粋


この作品は娘に自身が漫画家である事を隠す父と、

真っ直ぐでとてもいい子である姫ちゃんの物語です。


久米田先生の作品という事で、ある程度の面白さというかクォリティーは約束されていると思ってました。
実際はその予想を遥かに上回る出来で、久米田先生の引き出しの多さに驚かされました。
本作の構成は、主に4つです。

その1.姫ちゃん可愛いパート
高橋李依さん演じる姫ちゃんが本当にいい子で、可愛いのです。
もうこれだけで視聴する価値はあると思います。

その2.ギャグパート
久米田先生といえばギャグですよね。
本作はギャグアニメとしても十分お楽しみ頂けます。
あるあるネタだけではなく、結構ぶっこんだネタもありますw

その3.ほのぼのパート
美しい親子愛をご堪能出来るほのぼのパートでほっこりさせられます。

その4.不穏パート
高校生になった姫ちゃんが出てくる場面がチョイチョイあるのですが、とても不穏な空気です。
ただのギャグアニメとかハートフルストーリーとかで無い事を察する事が出来ます。


久米田先生の作品は面白いけど、無理に観なくてもいいかな?とお考えの方が多かったのか、動画サイトの視聴数は特別多かった訳ではありませんでした。
個人的にははめふら並みの高評価で、多くの方に観て頂きたいという想いがあります。


OPとEDのこのセンス
脱帽です。
これをご覧になって頂ければ、本作が従来の久米田作品とは異なるという事がおわかり頂けると思います。

EDの取材協力にちょいちょいマガジン作家が出てくるのも面白いです。

後藤 可久士先生の声優さんは神谷浩史さんですので、ご安心を。


2020年春アニメは、かぐや様2期はめふらとこのかくしごとの3つが非常に良かったと思います。
本当に良作なので、是非ご覧になって下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ

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