アニメ批評その305 断裁分離のクライムエッジ
評価:★(色々とアカン)
概要
『断裁分離のクライムエッジ』(だんさいぶんりのクライムエッジ)は、緋鍵龍彦による日本の漫画作品。
『月刊コミックアライブ』(メディアファクトリー発行)にて2009年5月号から2015年9月号まで連載。
永遠に切れない髪を持つヒロインと、そのヒロインを守る主人公を含む「殺害遺品」(キリンググッズ)を持つ殺人鬼の子孫達の闘いを描いたラブ・バトルストーリー。
2013年4月より6月までテレビアニメが放送された。
あらすじ
女性の髪を切ることが大好きな中学生の少年・灰村切は、ある日の帰宅時に偶然立ち寄った洋館で、長く美しい黒髪を持つ少女・武者小路祝と出会う。
祝の髪はどんなことをしても切れない、呪われた髪だった。
だが、切がお守りとして携帯する鋏で切ったことで、殺害遺品(キリンググッズ)を巡る殺人ゲームに巻き込まれてゆく。
ざっくりと言ってしまうと、「人気無いし面白くもない」です。
個人的にクッソつまらないと思いましたし、実際に人気も無い訳です。
主人公の灰村 切ですが、人畜無害そうな顔をして「女性の髪を切ることが大好き」という性癖を持ってます。
美容師を目指している方を悪く言うつもりは無いのですが、アニメの主人公の設定としては共感が得られにくいと思います。
ヒロインの武者小路 祝
可愛いといえば可愛いです。
主人公と徐々に仲良くなっていく様は微笑ましく感じます。
作風的に非常に中二病感が強く、それがカッコよければいいのですがそうではないという・・・
作画云々の問題ではなく、全体的に観ていて痛々しくなってくるレベルの酷さです。
残酷な描写が強ければいいというモノではありませんが、変態的なキャラが多めな割にそういった描写が控えめなのもパンチに欠けると思いました。
ストーリーも何か頭に入ってこないし、終わり方も中途半端な感じです。
こういった作品は、バトルシーンをカッコよくするか、残酷な描写で視聴者の気を引くかをしないと人気は出ません。
ヒロインが可愛いとはゆえ特に人気がある訳でもありませんし、特筆すべき点は無いけど悪い点ばかり目立っている作品です。
原作に関しては良いとも悪いとも申し上げませんが、やり様によってはもっと良い作品に出来たのではないか?と思います(★1)
それでは、良きアニメライフをノシ