echoさんにプリキュアシリーズ全作のレビューをお願い致しました。
今後定期的にUPしていく予定です(あくまで予定です)

評価：★★(初代の妹分)

概要

前作『ふたりはプリキュアMaxHeart』が派手な格闘アクションが中心だったのに対し、前作に寄せられた「アクションが派手すぎる」、「子供が怖がる」といった声を取り入れた結果、光を効果的に使用する柔らかい感じを意識して制作されている。

本作品のこういった演出により、戦闘シーンはバリエーション豊かになった。

日常描写にも力が入れられており、主人公の家族の出番を意識的にあげることによって、各キャラクターへの親近感が向上した。

キャラクターデザインは「前作の二人を越えるのは大変だろう」との考えから、妹分的なコンセプトを意識されている。

あらすじ

海原市立夕凪中学校に通う2人の女子中学生、日向咲と美翔舞。

幼い頃に「大空の樹」で妖精を見た2人は引っ越しで別れて以来、5年の月日を経て同じ場所で再会する。

その時、2人の元にかつての妖精達「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピが現れ、力を貸して欲しいと頼まれる。

2人は「伝説の戦士プリキュア」に変身し、滅びの力で世界を支配しようとするアクダイカーンやその手下と戦い、奪われた泉の郷の七つの泉を取り戻していく。

日向 咲/キュアブルーム（CV:樹元オリエ）
夕凪中学校2年生。
調子が良い時に決める口癖は「絶好調ナリ」。
のほほんとしたマイペースな性格だが、そこにいるだけで周囲を明るくさせるムードメーカー。
ソフトボール部のエースで4番打者。
家は両親が営むパン屋。自らも両親のパンやケーキが大好きで、接客や配達の手伝いを務めている。

美翔 舞/キュアイーグレット（CV:榎本温子）
本作品のもう一人の主人公で、「夕凪中学校」に転校してきた 転校生。
咲と同じ2年生。
5年前までは舞台となる街で暮らしていたことがあり、第1話で再び引っ越してきて咲に再会した。
普段は物静かで、お淑やかな性格。
親友の咲を大事に思っており、彼女が落ちこむ際には励ましに行くなどして支えている。逆に、自分が悩んだり落ち込んだりしたとき、彼女の明るさによく救われている。
絵を描くことが好きで、美術部所属。

フラッピ（CV:山口勝平）
「泉の郷」からやってきた花の精で、咲のパートナー。語尾は「ラピ」。
チョッピ（CV:松来未祐）
「泉の郷」からやってきた鳥の精で、舞のパートナー。語尾は「チョピ」。

２代目のプリキュアです。
初代とコンセプトは近く、２人の絆や家族をテーマにしたお話が多いです。
戦闘シーンが少し大人しくなって女児に見やすくなった分、とがった特徴は少なくプリキュアオールスターで印象に残りにくいです。
初期のプリキュアという事で、今後のシリーズでお約束になっていく事柄の元となる要素が多い作品です。
ふたりはプリキュアに続いてエンディング曲がダンスになっていたり、妖精の声優に大物声優が起用されていたり（今回は山口勝平さんと末来さん）、劇場版の公開時期などなど。
また、敵の幹部が改心してプリキュアと共闘するという展開の元祖の作品でもあります。残念ながらその二人はプリキュアになれませんでしたが。

プリキュアシリーズを制覇するには避けて通れない作品ですが、最近のプリキュアオールスターでも出番は少ないので、見ていなくても話が分からないって事はないと思います。
では良きプリキュアライフを！

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