アニメ批評その449 ROBOTICS;NOTES
評価:★(シュタゲ繋がりではありますが)
概要
『ROBOTICS;NOTES』(ロボティクス ノーツ)は、5pb.(MAGES.)によるアドベンチャーゲーム。
2012年6月28日にXbox 360・PlayStation 3用ソフトとして発売された。
その後、要素の追加やストーリーの一部整頓が行われた『ROBOTICS;NOTES ELITE』(―エリート)がPlayStation Vita用ソフトとして2014年6月26日に、PlayStation 4・Nintendo Switch用ソフトとして2019年1月31日に発売された。
また、2019年1月31日には続編の『ROBOTICS;NOTES DaSH』(―ダッシュ)がPlayStation 4・Nintendo Switch用ソフトとして発売され、前作と続編を1枚のメディアに収録した『お得セット』も同時発売された。
『CHAOS;HEAD』、『STEINS;GATE』に続く、5pb.とニトロプラスのコラボレーション企画「科学アドベンチャーシリーズ」の第3弾。
『STEINS;GATE』のトゥルーエンドとなる世界線「1.048596」上における2019年の物語となる。
そのため、『CHAOS;HEAD』や『STEINS;GATE』の登場人物も登場する。
あらすじ
前作シュタインズゲートから9年後の2019年。
世界線変動率「1.048596」。タブレット型端末ポケコンが日常に普及し、拡張現実が当たり前となった近未来。
舞台は、種子島宇宙センターのある種子島の中央種子島高校。
そこに在籍するロボット研究部(通称:ロボ部)は、廃部の危機に追い込まれていた。
部長の瀬乃宮 あき穂は「実物大ガンヴァレル」を実現すべく、教頭に莫大な予算申請をするが断られてしまう。
再検討する条件として、二足歩行ロボット競技の全国大会「ROBO-ONE」で優勝することを要求される。
あき穂は、唯一の部員で幼馴染である八汐 海翔を誘うが、彼は対戦格闘ゲーム「キルバラ」にしか興味を示さない。
ロボットに詳しい下級生日高 昴に入部の勧誘をするが断られてしまう。
仕方なく、ジャンクロボット屋のドクの力を借りて、第一回のROBO-ONE優勝機体タネガシマシン3の改修に奔走するが、たった2週間という期間しかない無理が祟り、あき穂は持病の発作に襲われる。
見かねた海翔は、ロボットの操作方法をキルバラと同じにすることを条件に、オペレーターを引き受ける。
ROBOTICS;NOTES - Wikipediaより抜粋
「STEINS;GATEの後の話」とか「STEINS;GATEのキャラが出てくる」とか聞いて視聴しましたが、まぁつまらなかったです。
何がアカンかったというと、
・主人公が無気力で感情移入しにくい
・他にも魅力的なキャラが出てこない
・盛り上がる場面が無い
・青春ロボットアニメと見せかけてミステリーモノ
・ミステリー要素がグダグダ
・シュタゲキャラもさらっとしか出てこない
ざっとこんな感じです。
シュタゲキャラといえば、この天王寺 綯ちゃん(当時11歳)が、
20歳のお姉さんになって登場します。
特に感動はありませんでした。
STEINS;GATEがあれ程緻密に創り込まれていて、人心(主にオタクの)を掴んだ名作だったのに、こちらの作品は何故こんな感じになってしまったのか?
脚本家の花田十輝氏は凄い実績のある方なのですが、監督の野村和也氏は作画監督、演出家としては有能ですが、映画監督としての実績は残念という他ありません。
いや、でも監督のせいというよりかは元の話が・・・
全22話では尺が足りなかったのかもしれませんが、STEINS;GATEは個性豊かなキャラばかりかつ魅力的だった事を考えると、キャラデザ・・・そもそも元ゲーが良く無かったのかもしれません。
何にせよ、視聴して得られるのは虚無感だけなのでオススメは出来ません(★1)
せめて愛理がもう少し可愛かったら・・・
いや、結果は変わりませんね。
それでは、良きアニメライフをノシ