アニメ批評その79 STEINS;GATE
評価:★★★(オタクの支持を受けた作品)
ざっくりとご紹介しますと、時間巻き戻り系のミステリー作品です。
本作の評価点としては、
・話がよく練り込まれている
・オタクウケした
・主人公の演技
辺りが高評価だったと思います。
STEINS;GATE(略してシュタゲ)はゲームが原作で、アニメは第1期が全24話(+おまけ)で劇場版を挟んで第2期となるSTEINS;GATEゼロが全23話となります。
アニメファンの間ではかなり評価の高い作品ではありますが、ライトユーザーからすると序盤が退屈に感じたり流し見すると話がわからなくなってしまう為、正直人を選ぶ作品だと思います。
個人的な評価としましては第1期が★4、劇場版が★2、第2期が★3です。
第1期は主人公の
岡部 倫太郎くん(通称おかりん:cv.宮野真守 )の演技に惹かれ、かくいう私もオタクなので非常に楽しく視聴する事が出来ました。
劇場版は友人宅にてDVDで視聴しましたが、内容的には静かな印象で大きく盛り上がる場面も見当たらず、もしこれを劇場で見ていたら強い不満を感じただろうなぁと思ったので低評価でした。
第2期は納得の行く終わり方ではありましたが、中盤に中だるみの様なものを感じてしまった為無難な評価に落ち着きました。
アニメのレビューサイトでは大体高評価の本作ですが、ああいったサイトではコアなアニメファンが多いのと、周りの評価に影響されてついつい高く評価してしまいがちかな?と思ってます。
私の周りはアニメ好きとしてはライト層が多いのですが、かなり評価は低かったです(私は好きですよ)
本作の舞台は主に秋葉原なのですが、秋葉原は私にとっても思い出の地であり作中に登場したメイド喫茶のモデルになったお店も何度も行った事があります。
何よりも岡部 倫太郎役の宮野真守さんが大好きなので高い評価としたいのですが、当記事はあくまで読者に対するオススメ度をお伝えするものなので、★3という評価となりました。
っというか、コアなアニメファンは既にご視聴していると思いますし、まだご覧になっていない方はライト層の方が大半だと思いますので、やはりライト層の方ではお楽しみ頂けない可能性は結構あるかな?と思っちゃいます。
しかしオタクに媚びたアニメ作品は結構存在しますが、本作程オタク心を掴んだ作品は珍しいと思います。
話の作り込みもしっかりしており、結末を観る前に最後はどうなるのか?を予想しながらご視聴すると更にお楽しみ頂けるかもしれません。
それでは、良き厨二病ライフをノシ