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アニメ批評その370 りゅうおうのおしごと!

評価:★★★(ロウきゅーぶ!を見て勉強した)


将棋がテーマの作品です。

高校1年生の主人公である九頭竜 八一です。
原作者の白鳥さんは「最強の棋士」の物語を構想する中で、歴代最多連勝(神谷広志の28)と、タイトル獲得の最年少記録(屋敷伸之の18歳6カ月)の2つの記録に着目したそうです。
ともに約30年間更新されておらず「この2つを破るのは難しいだろう」と考えた白鳥さんは、現実の少し上、タイトル記録の更新に絞った物語として『りゅうおうのおしごと!』を書き始めました。
執筆開始当時、「10代の将棋タイトル保持者」を初めとする同作の設定は「ありえない」と批判されることもあっりましたが、藤井聡太さんの躍進で「予言書」として注目を集めることになります。
第1巻が出た2015年当時、藤井聡太さんは奨励会の二段で、白鳥さんも注目していなかったのですが、藤井さんが史上最年少の14歳2カ月で中学生棋士になると、いきなり無傷で29連勝するなど、次々と記録を打ち立てていきます。
同作の主人公・八一も、プロ入り翌年に初タイトルを獲得しますが、最初は連敗に苦しむという設定で、白鳥さんは藤井さんの活躍については「藤井先生のデビューから土つかずという記録は想像を超えている。フィクションでもそこまで書けません」と語ってます。

小学3年生のヒロインである雛鶴 あいです。
元々祖父が将棋好きだった影響で家に将棋盤や棋書などが一通り揃っていたこともあり、八一の将棋を見たことを機に将棋を始めたところ、わずか3ヶ月で『将棋図巧』の詰将棋を全問解くほどの棋力を身につけます。
両親には将棋を続ける事に反対されますが、面識のある八一の家に押しかけて強引に弟子入りし同居を始めます。
将棋だけではなく料理の腕前もかなりのモノですが、

八一が隠し事をしている時は自白剤を本気で購入しようと考えたり、嘘をついていた八一から「どうしたら信じてくれるの?」と聞かれた際に「拷問します」と返答するなど、ヤンデレの気質が有ります(作者曰く「実は作中で一番ヤバい子」)

小学3年生で八一のもう一人の弟子である夜叉神 天衣です(もう一人のあい)
父親は元アマチュア名人の夜叉神 天祐、母親も大学時代将棋部に在籍しており、将棋が縁で結婚したという家庭のため幼少時から将棋に親しんでました。
その両親が事故で亡くなり祖父の元に引き取られますが、祖父に甘やかされて育ったため、典型的な「高飛車なお嬢様」キャラとなってしまいました。

あい並みに将棋の腕は確かなツンデレです。

清滝 桂香
お姉さん枠

空 銀子
中学2年生ですが八一の姉弟子です。
年下の姉弟子・・・
なんか興奮しますね!
個人的に一番好きなキャラなのですが、好き過ぎてネタバレしてしまいそうなので我慢します。

弟子以外にも複数のロリっ子が登場する上に、八一は作中で「ロリ王」とか「クズ」などと言われる始末です。
更に「小学生は最高だぜ!」という台詞まで吐きます。
これについてはヒロインが小学生なので、作者の白鳥さんはロウきゅーぶ!を見てロリっ子について勉強されたそうです(勤勉ですね)
ちなみにこの白鳥さんは、のうりんの原作者でもあります。
最近当ブログののうりんの記事がめっちゃ読まれてるのですが、きっと
藤井さん大活躍→白鳥さんが預言者と言われる→りゅうおうのおしごと!以外にものうりんという作品を書いてるらしいぞ→のうりんアニメ化してるぞ→ググった結果マイセンブログに辿り着く
といった感じなのだと思います。
のうりん程のギャグ要素無いし、ぶっ飛んだ展開もありませんが面白さでは引けを取ってません。
将棋のルールがわからなくても余裕でお楽しみ頂けます。
★4評価にしようか迷ったくらいに面白いので、是非ご覧になって下さいませ。


それでは、良きアニメライフをノシ

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