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アニメ批評その520 TIGER & BUNNY

兼ねてよりechoさんに記事の制作依頼をしていた人気作品です。
それでは、どうぞ♪

評価:★★★★(女性に根強い人気を得た、実験的バディヒーローアニメ)

概要

『TIGER & BUNNY』は、サンライズ制作による日本のテレビアニメ。

2011年MBSほかで放送された。全25話。

近未来の街シュテルンビルトを舞台に、個性豊かな特殊能力者「NEXT」の活躍を描く「バディもの」のアニメ作品。

作中におけるヒーローたちは、すべてスポンサーの援助を受けてヒーローとして活躍しているという設定に基づき、実際の企業にヒーローたちのスポンサーを募集するという商業展開が行われている。

また、テレビ本放送時には、毎回各キャラクターにちなんだタイアップCMが放送された。

製作スタッフは漫画家の桂正和をキャラクター原案に迎え、監督はさとうけいいち、アニメーション制作はサンライズが手掛けた。

テレビアニメ史上初のUstream連動放送を実施された。

2012年と2014年に劇場版アニメが公開、2015年10月にはハリウッドで実写映画化プロジェクトが発表されている。

東京国際アニメフェア2012・第11回東京アニメアワードではテレビ部門優秀作品賞、キャラクターデザイン賞を受賞。

2017年にNHK BSプレミアムで放送された「ニッポンアニメ100」におけるアニメベスト100の1位2位をテレビ版、映画版で独占した。

MBSのプロデューサーの丸山博は、本放送終了後に「蓋を開けたら女性ファンから反響が大きかったのは予想外だった」と述べている。

あらすじ

NEXT(ネクスト)と呼ばれる特殊能力者がこの世に誕生してから45年。

大都市・シュテルンビルトには、スポンサー各社との契約下でその能力を駆使し、街の平和を守るNEXTによって構成されたスーパーヒーローたちが存在する。

ヒーローたちの活躍は専用の特別番組『HERO TV』で中継され、その年の「キングオブヒーロー」の座を巡るランキング争いを続けていた。

ワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹もその1人であり、デビューから10年と最盛期を過ぎて人気もないが、地道にヒーローとしての活動を続けていた。

ある日、所属会社がヒーロー事業部の売却を行ったため、虎徹はヒーロー事業に新規参入を果たしたアポロンメディアに再雇用される。

しかし、ヒーロー界初となるバディ・ヒーローという会社の方針により、自分と同じ特殊能力を持ちながらも、まるで正反対のスーパールーキー、バーナビー・ブルックスJr.とコンビを組むことになる。

ワイルドタイガー/鏑木・T・虎徹
本作の主人公。
移籍してアポロンメディア所属となった仕事も私生活も崖っぷちの元・人気ヒーロー。
一般市民を守るためなら器物破損もためらわない大胆な行動から、「正義の壊し屋」の異名を持つ。
移籍により新人ヒーローであるバーナビーと、TIGER & BARNABYとしてコンビを組むこととなった。
当初はバーナビーとは互いに反発していたが、彼の事情を知るとお節介な性格から深入りし、徐々にバーナビーを理解するようになる。
NEXT能力は、5分間だけ身体能力が100倍になる「ハンドレッドパワー」。
人情に厚く人命を最優先する真面目な性格だが、その一方で大雑把で行き当たりばったりな一面もある。
良かれと思ってしたことが裏目に出ることが少なくなく、バーナビーから「お節介」「早とちり」などと指摘されることが多かった。

バーナビー・ブルックスJr.
アポロンメディア所属の「スーパールーキー」。
他のヒーローと異なりヒーロー名は持たず、意図的に本名と素顔を公表している。
基本的に言葉遣いは丁寧だが、常にクールな現実主義者。
当初の活動方針は「仕事としてのヒーロー」であり、自身のスタンスとは異なる虎徹を「おじさん」と呼んで軽蔑し、コンビが本意ではないことを露わにしていた。
NEXT能力は、虎徹と同じく「ハンドレッドパワー」
パンチを得意とする虎徹とは対照的に、キック技を得意としている。
マスクの両脇に長い耳のような部位があることと跳躍が得意なことから、虎徹には「バニー」という愛称で呼ばれている。
4歳の時、右手の甲にウロボロスの刺青を入れた男によって両親を殺害され、長年に渡り犯人を捜している。


NHK BSプレミアムで放送された「ニッポンアニメ100」におけるアニメベスト100の1位を獲得した人気作です。
当時は1位に驚いたものでしたが、1位にふさわしいかどうかは別として確かに面白いアニメです。
特に女子人気が高く、オリジナルアニメとしては珍しく劇場版が2本も制作されています。
では女性向けの内容かと言われればアメコミ風ヒーローのキャラデザインといい、バディヒーローもののストーリーといい、どちらかと言えば男性向けのアニメだったと思うんですが…
腐女子のアンテナ恐るべしといったところです。
(後半は路線転向し女子向けサービスもあったような気がしますがw)
アニメの内容としは、ヒーローアニメとしても十分楽しめるものですが、実は挑戦的な試みの多い実験的なアニメ作品です。
一番目立つのは実際の企業スポンサーを募り、アニメで着用するヒーロースーツにスポンサーロゴを張り付けた事です。

ペプシやバンダイ、SOFTBANKに牛角と実在の有名企業がスポンサーとして付き、実際にアニメの中でもヒーロースーツのデザインとしてずっと映り込んでいました。
アメコミヒーローをモチーフとしたキャラクターに世界観、落ち目のおじさんヒーローが主人公というストーリーもなかなか斬新でした。

TVアニメ『TIGER & BUNNY』OPテーマ「オリオンをなぞる」ノンクレジット映像【スポンサーロゴあり】
アニメのオープニング曲も一躍有名になりました。

来年には待望の『TIGER & BUNNY 2』の制作が発表されています。
2期放送を前にご覧になってはいかがでしょうか?
では、良きアニメライフを!

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