アニメ批評その608 ミリオンドール
批評:★(CGが酷すぎる)
概要
『ミリオンドール』は、藍による日本の漫画作品。
『GANMA!』(コミックスマート)にて2013年12月12日より毎週木曜日に連載。
2015年12月10日より更新頻度を変更し、毎月第1土曜日に配信、2016年11月5日まで連載された。
単行本はアース・スター エンターテイメントより発売。
2015年7月から9月までテレビアニメが放送された。
2018年2月1日からはマンガ図書館Zでの配信を開始。
同年4月15日より続編となる第2部『ミリオンドールcitybeat』が配信されている。
2018年10月より単行本が自費出版で出版されている。
2019年1月30日よりcakesに移籍し、7月10日より『citybeat』の連載を再開。
自費出版版第6巻特装版にはドラマCD「ミリオンドールnextbeat」が附属している。
あらすじ
ひきこもり"在宅"アイドルオタク・すう子は姉に無理やり連れ出された先のショッピングモールで、ライブをしていた福岡県糸島市のご当地アイドル・イトリオに一目惚れする。
すう子は自身のブログ『すうブロ』を使い、彼女達を売り出そうとするが、アイドルライブでカリスマ王子として有名なアイドルオタ・リュウサンと、彼が応援する地下アイドル・マリ子が立ちはだかる。
主人公のすう子(19歳くらい)です。
家に引きこもっているアイドルおたくの女子。
たまたまテレビで見た、元同級生に顔が似た無名アイドル「鎌倉ひなみ」を有名にするため、ファンブログを設置してから人気が急上昇し、ファンの間では「ブログの匠」と称されるまでになります。
ひなみがミニイベントを開催するショッピングモールに出かけたところ、その前座として登場した無名のローカルアイドル「イトリオ」を「次の推しアイドル」と決め、「在宅ヲタ」としてネットを通じた売名活動を展開します。
リュウサン(26歳くらい)
アイドルおたくの男子で、主にライブやCD即売会・握手会などで活動する「現場のカリスマ」。
他の現場系アイドルおたくからは一目置かれる存在で、自身もその立場を誇りに思ってます。
他のキャラは割愛します。
ミリオンドール1
それよりもコチラをご覧下さい。
かなり酷い作品だと聞いていたのですが、観てみると思った程は酷く感じませんでした。
企業が制作したとかではなく、同人作品として作られたモノであれば十分な出来だと・・・
え?コレ企業が作ったアニメなんですか?マジですか?
アニメーション制作:旭プロダクション
ははぁ~マジですかぁ・・・
このMAD動画レベルの低クォリティーなCGも
止め絵をスクロールして流すだけのライブシーンもプロの仕事だった訳ですね。
7分くらいのショートアニメなのにこの出来とは・・・
どんだけ予算少ないんだよw
個人のブログを運営している主人公が凄い人な設定も無理がある様に感じますし、アニメとしての出来だけでは無く原作にも問題があるのでは?と思わざるを得ません。
その割に挿入歌が非常に多く、「CDで売上を確保するつもりなのでは?」と思いましたが、原作が不人気なのにCDって売れるのか?という疑問も湧きました。
原作は途中から自費出版に切り替わってる様なので、人気の程はお察しです。
唯一評価出来る点といえば、アイドルオタクについての描写に力を入れてる点でしょうか。
他は好感の持てるキャラが存在しない上に、物語もかなり半端な所で終わっており、アニメ化した事自体がマイナスの様に感じました。
もし私がこの作品の原作者だったら、オールMMDでアニメを制作し無名の声優を使って同人活動をします。
同人なら評価されたと思いますが、テレビアニメとしてはカス過ぎます。
1話観ただけで「ぁあ、7分時間を無駄にした・・・」と思われるはずなので、興味が湧いちゃった方はyoutubeにてご覧になって下さい。
旭プロダクションさんもこんな仕事受けちゃダメだと思います。
それでは、良きアニメライフをノシ