アニメ批評その560　ロスト・ユニバース

2021/03/19 10:00

評価：★(ヤシガニ事件)

概要
『ロスト・ユニバース』（LOST UNIVERSE）は、富士見ファンタジア文庫から刊行された神坂一のライトノベル、およびこれを原作とするテレビアニメ、漫画作品である。原作のイラスト担当ならびに漫画版の作者は義仲翔子。
ロストシップ・ソードブレイカーに乗るトラブル・コントラクター（厄介ごと請負人）のケインとミリィが巨大企業ゲイザー・コンツェルンを隠れ蓑にした巨大犯罪組織ナイトメアと戦うスペースオペラ。
1998年には同タイトルでテレビアニメ化されている。原作、アニメ、漫画それぞれで登場人物などの設定や物語の終盤部分が異なっている。

ロスト・ユニバース - Wikipediaより抜粋

Lost Universe - INFINITY [Opening]
まずはOPからご覧下さい。
何か違和感を感じませんでしたか？

コレです、コレ。
これらはアニメーションが完成しなかった為、間に合わせというか苦肉の策でこの様になりました。
手を抜くにしても静止画を使うとか、他に手は無かったのでしょうか？
せっかく林原めぐみさんが歌ってくれてるのに、興ざめもいい所です。

そしてこの暴力的な作画力です。
動きもギクシャクしていて、コマ数がかなり少ない事がわかります。
特に第4話が酷く、後にリテイク版が作られる程でした。
何故この様な事が起きたのでしょうか？

製作期間が短すぎた

制作期間があまりにも短すぎたと当時のスタッフが証言しております。
放送開始時点で全くストックが無い状態だったため、技術力の低い海外のスタジオに作画を丸投げしたのが致命的だった様です。

監督の仕事が遅かった？

「渡部高志監督の仕事が遅かったため、海外のしょーもないスタジオに丸投げせざるを得ない状況になった」
という証言があります。
真実は定かではありませんが、監督を通さずに制作が進められていた様なので、察するに監督の仕事が遅すぎた or 何らかの理由で監督が超絶に嫌われていた(軽んじられてた)のだと思います。