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アニメ批評その529 ああっ女神さまっ

評価:★★(藤島康介先生と言えばコレ)

概要

『ああっ女神さまっ』(ああっめがみさまっ)は、藤島康介による漫画。

『月刊アフタヌーン』(講談社)において、1988年11月号(同年9月24日発売)から2014年6月号(同年4月25日発売)まで連載された。全308話。

OVAやテレビアニメ、劇場版としてたびたびアニメ化されている。

2009年には第33回講談社漫画賞一般部門を受賞した。

2020年6月時点で累計発行部数は2500万部を突破している。


「日常世界に非日常的な存在が現れて活動することにより発生する騒動を描いたラブコメディ」作品で、着想点自体には際立った新奇性は無いものの、日常と北欧神話をベースとした神々や魔族(ただしその存在はどちらかというと、一般に言う所の精霊により近い一方で、人間臭い存在でもあるノルンなど)の絡み方に特筆すべき描写が多く、また徹底したドタバタかと思えば淡い青春物語であったり、SFらしい要素を含んだり、モータースポーツ漫画でもあったりといった多様性も見せる。

原作は長期連載漫画であるが、物語の世界は、時間が少しずつ物語の展開に沿って進んでおり、『サザエさん』のように新学期や季節イベントはあるが時間が1年単位でループしているわけでは無い(大学3年生の時に2年間だけループしていた)。


また作中世界では、パソコンが主にMS-DOSで動いていたり携帯電話が特に見られなかったり、二足歩行ロボットがまだ開発されていなかったりと、原作開始当初の時代の状況に拠っている。

TVアニメ版の作中世界は、ベルダンディーの学生証の生年月日が1985年1月1日であること、二千円札・新500円硬貨(平成13年)・携帯電話が存在するなど、アニメ作品の本放送の時期(2005年前後)となっている(ただし螢一の先輩たちがCDプレイヤーを持っておらず、マーラーが封じられていたCDを「中古レコード屋」に売ったりしている)。

また劇場版に関しては劇中のカレンダーから劇場公開から半年後にあたる2001年前後となっている。

あらすじ

某県の猫実(ねこみ)市にある猫実工業大学とその周辺が舞台。

物語は主人公で(連載開始当初)猫実工大生の森里螢一(もりさとけいいち)が「お助け女神事務所」に間違い電話をかけてしまったことから始まる(螢一は、自分が電話番号を間違えたと思い込んでいるが、実際は螢一を救済するために天上界のシステム「ユグドラシル」の機能が働いたことによる必然である)。

間違い電話に気付いて慌てて電話を切ろうとした螢一だったが、電話先の相手は「今からそちらに伺います」と言い残し、次の瞬間に鏡の中からベルダンディーと名乗る容姿端麗の女神が現れた。

いきなりのことだったので螢一は驚きを隠せなかった。

女神のベルダンディーは慌てふためく螢一に、如何なるスケールの願いであっても「たった一つだけ」叶えると言う。

螢一は、それまで女性と縁が無かったこととベルダンディーの美しさに圧倒され、つい、「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまい、ベルダンディーと共に日常を過ごすことになる。

しかし、ベルダンディーと学生寮(男子寮)の同室で暮らすことは学生寮の寮則違反にあたるとされ、2人は寮を追い出されてしまう。


この「たった一つのお願い」は大富豪となることも、世界の滅亡を招くことも正に「お望み次第」だったわけだが、「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」という螢一の願い事は叶えられ、2人(?)は様々な幸運(強制力という神秘的な力)に助けられて、一つ屋根の下に一緒に暮らすこととなる。

さらにこの同居生活に干渉するべくベルダンディーの姉で薬マニアのウルドと妹でメカフェチのスクルドも押しかけ、螢一は益々「非常識な日常」を送ることとなった。

ストーリーは、螢一とベルダンディーの交際話はもちろんのこと、螢一が所属する自動車部での出来事や、猫実工大の人々の話、女神の活動範囲の侵食(シェア争い)および封じ込めにやってきた悪魔マーラーとの対決(や交流?とその結果起こる破壊と再生)など、様々なストーリーが同時進行の形で展開していく。

ああっ女神さまっ - Wikipediaより抜粋

本作を観た事無い方でもこのベルダンディーは見た事あるのではないでしょうか?
原作の漫画は2500万部も売れている訳です(2020年6月時点)
集英社の作品だったら珍しい数字ではありませんが、『月刊アフタヌーン』(講談社)という事を考えるとかなり凄い事です。
しかし原作は1988年9月24日 - 2014年4月25日とかなり古い&長い連載で、未だにちょいちょい読み切りみたいなのが連載されてたりします。
更に原作の絵は度々絵柄が変更されており、アニメもそれに合わせて変更がなされてます。
そういった事情をご存じ無い方が視聴すると「作画が安定しないクソ作品」と思われてしまうかもしれません。
実際はアニメの制作側が原作を忠実に再現する努力をした結果なので、もし誰が悪いという話になると藤島康介先生が悪いです。
まぁ長寿連載なので、絵柄が変わるのは「ある程度は」仕方無い事だと思います()

ハーレムモノといえばハーレムモノなのですが、主人公の森里 螢一くんが凄くイイ奴なので、あんまり腹立たしい気持ちにはなりません。
ベルダンディーの事が大好きで、相思相愛なのがとても良いです(好きです)

メインヒロインのベルダンディー(cv.永遠の17歳)さんは、優しくて真面目で可愛くて歌が上手くて家事全般が得意なのですが、女神免許の更新を忘れて一時期法術が使えなくなってしまう様なお茶目な一面もあります。
しかし、天上界のほうきレースで六連覇を成し遂げたり、資格マニアでワルキューレの資格も持っているなど、活動的な一面も持ってる所も魅力の一つです。

女神っぽい活躍をする時もあります。

↑この田丸浩史先生の大人気漫画(笑)の「ラブやん」は本作のオマージュというかパロディー作品です。
凄く面白いラブコメ()なので、興味のある方は是非読んでみて下さい。
※私は全巻所持しております。


非常に有名な作品ではあるのですが、 1993年のOVAに始まり2000年の劇場版を挟んでアニメ1期が2005年放送
その後2期は2006年に放送で2007年に特別版も放送されました。
話数は60話無い位ですが、全部観ようとするとまぁまぁめんどくさいのと、キャラデザが変わってたりして戸惑う事もあります。
一時代を築いた作品ではありますが、令和の今若い方にオススメする程では無いという判断で評価は★2とさせて頂きます。
私の様なおじさんにとっては偉大な作品でした。


それでは、良きアニメライフをノシ

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