ゲームでは有名なスパロボですが、アニメではどうなんでしょうか？
レビュアーは九谷カエルさんとなります。

評価：★★(前作は微妙過ぎる)

現在でも新作タイトルが発売されるスーパーロボット大戦（以下スパロボ）のアニメ作品。
OGシリーズはガンダム・コードギアス・グレンラガンなどの多数の作品が参加するシリーズではなく、バンプレストオリジナルキャラとロボットのみで構成されるもの。
前作（ディバインウォーズ）から話は続いているものの、知らなくてもなんとかなるので、もし見るならばこちらだけ見る事をお勧めします。

シナリオはGBAで発売されたスーパーロボット大戦OG2を基に【再構築】されているので、ゲームとは違う、より面白い展開が待っています。
もし過去にゲームをプレイした方はシナリオの違いを楽しめると思います（シナリオに関しては、コミカライズを担当された八房龍之介氏の功績は大きいと思います）
キャラクター紹介ですが、本作においてはネームドキャラが多すぎるので本当に一部のキャラ説明しか出来ません。

キョウスケ・ナンブ（cv.森川智之）
本作の主人公。あまり口数は多くないが思い切りの良さと的確な判断で死線を超える。
愛機は近接特化型のアルトアイゼン。

エクセレン・ブロウニング（cv.水谷優子）
キョウスケの恋人。おちゃらけた言動が多いが腕は一流。
愛機は遠距離攻撃を得意とするヴァイスリッター。

ラミア・ラヴレス（cv.清水香里）
高い操縦技術を持った謎の美女。クールな外見に似合わず口調がおかしい。
特機アンジェルグ。

アクセル・アルマー（cv.神奈延年）
本作におけるライバルキャラ。特機ソウルゲインを操りキョウスケに勝負を挑む。
何故かキョウスケの戦い方を熟知している。

主要キャラはまだまだいますが、キャラ説明だけでとてつもない長文になるので割愛。
ちなみに出演陣は【異常】なまでに豪華です。
新人声優がその場に紛れ込んだら、憧れの声優見本市状態です。
本作に登場するロボットのほとんどがリアル系ですが、戦闘シーンはスーパー（気合い・熱血）系の様なノリも楽しめます。
そう言った点では大張正巳氏がこの作品の監督を引き受けたのは、スパロボファンとして感謝の念に絶えません。
また本編で水着回が存在しないので、EDが全女性キャラの水着オンリーなのは名采なので、そこだけでも見る価値はありますw
少しだけ不満を言うならば、キャラ（ロボット）にはそれぞれ専用BGMがありますが、登場や見せ場で専用BGMが流れるのはとても盛り上がるのに、それが短か過ぎて上がったテンションの行き場がなくなる事です。

総評としてはガンダムの様なリアル系・グレンラガンの様なスーパー系、どちらが好きな方でもそれなりに楽しめる作品であると思います。

以上

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