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アニメ批評その568 魔神英雄伝ワタル

子供の頃大好きだった作品をechoさんがレビューして下さいました!

評価:★★(面白カッコいい小学生のヒーロー)

概要

1988年日本テレビにて映された、サンライズ制作による日本のテレビアニメ。全45話

シリアスで重たい物語が増えたことを危惧し、『鉄腕アトム』から続く子供が純粋に楽しめるアニメ作品を目指して制作された。

テレビゲーム的RPG風ストーリー展開に、既存のアニメの良い箇所と和のテイストを加えた独特の世界観を持ち、ロボットに乗り込んで戦うというロボットアニメ的な要素もあるが、戦闘パートよりもギャグテイストが強く、死人が出ることもほとんどない。

広井王子の「いまビックリマンチョコ流行ってるけど」(原文のまま)という発言が元となり『ビックリマン』の特徴である「顔」の要素を取り入れ、登場人物およびメカは「顔」を中心にデザインされており、「顔から手足が生えたような造型」になっている。

あらすじ

小学4年生の戦部ワタルは、龍神池と呼ばれる池から現れた守護龍に「神部界」という神々の世界へと連れて行かれる。

その中心に存在する神々の山「創界山」に突如現れた隠れもなき支配者、悪の帝王「ドアクダー」が神々と創界山を支配していた。

本物の「魔神」となった龍神丸と共に、創界山の象徴である七つの虹を取り戻すため、ドアクダー退治へと旅立つ。

戦部ワタル(cv.田中真弓)
本編の主人公。
伝説の救世主「ワタル」の生まれ変わり。9歳。
趣味はテレビゲーム、特撮番組の観賞、野球、サッカー。
嫌いなものは、嘘等曲がった事と弱いものいじめと勉強とにんじん。

忍部ヒミコ(cv.林原めぐみ)
本編のヒロイン。
忍部一族十三代目頭領。7歳。
天真爛漫かつ能天気で怖いもの知らずな性格で、生まれた瞬間から「キャハハハ…」と笑う。
チャームポイントは“でっけぇリボン”。好きな異性はゴジラと虎王。

剣部シバラク(cv.西村知道)
ミヤモト村出身の剣豪。35歳。
性格は良く言えば豪放磊落、悪く言えば単純で敵のしょうもない罠に引っかかり自滅したりしてしまうこともしばしば。
一方で、旅の仲間達の中では成熟した大人であり剣の腕も相まってワタルからは「先生」、クラマからは「旦那」と呼ばれるなど、なんだかんだ言われても信頼されている。
得意技は柳生シバラク流×の字斬り。

渡部クラマ(cv.山寺宏一)
魔神山ワタリベ村出身。20歳。
キザで皮肉屋だが、面倒見の良い一面もある。
自分を含めた村人達が、ドアクダーの魔界力によって全員鳥にされたことにより、やむなくスパイとしてドアクダーに手を貸していた。

虎王(cv.伊倉一恵)
10歳。
性格は我侭で世間知らずだが、優しい一面もあり、子供ながらも芯がある。
ドアクダーの息子である「魔界皇子」。
第五界層でワタルとヒミコに出会う。「嫁」という言葉を「奴隷」のことだと勘違いし、ヒミコをヨメにしようと躍起になる。

龍神丸(cv.玄田哲章)
ワタルが操縦する救世主専用魔神。
他の魔神と異なり、単独で言葉を喋り、意思を持って行動。搭乗したワタルが角を握ることで戦闘モードへ移行する。


もう30年以上前ですが、当時の小学生に大人気だったロボットアニメです。
サクラ大戦シリーズや天涯魔境シリーズのプロデューサーでおなじみの広井王子さんのデビュー作でもあります。
当時のロボットアニメというとガンダムシリーズ(Zガンダム、ZZガンダム)やマクロスシリーズが主流になってきてリアルロボットアニメが全盛の時です。
アニメの対象年齢が徐々に上がってきていて、子供向けのロボットアニメが少なくなっていた時期で、当時の小学生に爆発的な人気を得ました。
キャッチコピーの「面白カッコいいぜ!」のとおり、ギャグテイストが強く、ヒミコやシバラク先生など個性的なキャラクターに、カッコいいロボット、ギミック付きのプラモデル「プラクション」も大ヒットしました。
当時小学生だったので気が付きませんでしたが、広井王子さんの人脈か声優陣も豪華です。
大人気作だっただけあってアニメシリーズが3作、さらにはOVAまであるので全部追っかけるとなるとかなりのボリュームです。
最近でも2020年にyoutubeでウェブアニメが公開されています。
歴史的な作品ですし、見ればそれなりに面白いと思うのですが、古い作品なので流石に未視聴の若い方にはおススメできるません。
おじさん達がこんな作品にハマっていたんだと知っておいて頂ければと思いますw
では、良きアニメライフを!

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