マイセンのブログ

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アニメ批評その618 恋と呼ぶには気持ち悪い

echoさんのレビューです。

評価:★★(思ってたんと違う、ちょっと懐かしい少女漫画のようなラブストーリー)

概要

恋と呼ぶには気持ち悪いは、もぐすによる漫画原作のアニメ作品。

略称は「恋きも」。

イラスト投稿サイト「pixiv」にて2015年に連載された。

pixiv累計閲覧数が350万を超え、2016年一迅社から書籍化。

2021年3月時点で電子版を含めた累計発行部数は120万部を突破している。

あらすじ

ある雨の日、エリート社会人・天草亮は、階段から落ちそうになったところを、見知らぬ普通の女子高生・有馬一花に救われる。

朝食を食べておらず、ふらつく亮を心配した一花は、とっさに自分のお弁当を差し出し、その場を去ってしまう。

その夜、亮が帰宅すると、リビングに一花がいて、彼女が妹の理緒の同級生であると判明する。

亮は、命を助け、自分の弁当を渡してくれた一花に、お礼のキスをしてあげると突然提案するが…。

有馬一花
本作の主人公。17歳。女子高生。
学力は普通ぐらいだが理系は苦手。
アニメおたくでアニメ『フォアワード・ワールド』のキャラクター「トウホウ」のファン。
亮に一方的に想われていることを迷惑がり、その告白に対し罵倒しつつも、知らず知らず惹かれていくようになる。

天草亮
本作のもう一人の主人公。
一花の親友・理緒の兄。27歳。一流企業の課長代理。
一花に熱烈かつ一方的に片想いしている。
イケメンで頭も良く手先も器用だが、女関係は最悪。


地味で普通の女子高生一花と、イケメンエリートサラリーマン亮のラブストーリーです。
ひょんな事から一花に助けられた亮は、いつもの調子で一花に口説き文句を言ってしまいます。
それを聞いた一花はとっさに「気持ち悪い…」と心の声を口に出してしまいます。
普段、女性にすげなくされた事が無い亮は、思わず恋に落ちてしまうという冒頭のストーリーです。
その後、亮はストーカーかと思うほど猛アタックをかけて、あっけにとられた一花に呆れられてしまいます。

ここで私は思いました。
「はは~ん、これはイケメンリーマンが、地味だけど思わず思った事を口走ってしまう毒舌女子高生にすげなくされ続ける感じのラブコメ展開だな」と。

ところが見続けていると、いつのまにかストーリー展開が変わっていました。
気がつくと「強引だけど大人で気づかいもできるイケメンの亮さんと、地味で素直な優しい女子高生一花の年の差ラブストーリー」に変わっていました。
いつから変わっていたんだろう…
これは完全に私が悪いのですが、完全にこのアニメのコンセプトを見誤っていました。
このアニメはラブコメだろうと決めつけて見はじめたのですが、どちらかと言うとちょっと懐かしい位の少女漫画的純愛アニメです。


でも、確かに3話くらいまではラブコメをしていたと思うんですが…。
ところが一花の亮に対する高感度が最初から高めなので毒舌はすぐになりを潜め、いつの間にか率直に思った事を言う事ができる素直な良い子になってしまったんですよね。
あの1話の「気持ち悪い」は何だったんでしょうか?結局イケメンか?イケメンだから許されるのか!?w


私のような勘違いがなければ、年の差や環境の違いに悩みながらも惹かれ合う王道ラブストーリーとして楽しめると思います。
正直つかみのラブコメ要素は生かしきれてない気はしますが、ちょっと懐かしい少女漫画的な展開が好きな人にはお勧めのアニメです。
では、良きアニメライフを!

マイセンのあとがき

echoさんの評価は高くなかった様ですが、掴みだけはインパクトがあるけど作者がそれを忘れてしまうパターンは結構あると思います。
特にラブコメはキャラ設定というか性格がガラっと変わってしまい「え?こんな子だったっけ?」と戸惑わされる事が多いです。
ツンデレがデレたり、好感度が上がって主人公と仲良くなるというのは良いというか普通の事ですが、性格まで変わってしまうのはどうかなぁと思う私です。

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