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アニメ批評その636 燃える!お兄さん

評価:★(当時は凄く好きでしたが)

概要

1987年から1991年まで、集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』にて連載。

連載開始以前に1986年の週刊少年ジャンプ・ウインタースペシャルに、読み切り作品『燃える!おにーさん』として掲載された。

鳥山明のカラー原稿が間に合わず、佐藤に代原の依頼が回ってきたのがきっかけだという。

2度の読切掲載を経て連載となった。


本作品は“お兄さん”こと主人公ケンイチと、その周りの人々の非常識な日常を描いたドタバタギャグ漫画であり、学園でのイベント、また中期以降は宇宙人の襲来といった格闘ギャグ路線へと発展。

終盤では格闘要素を排除し、ショートコント風のシリーズなども取り入れた。

作中では「動物語」というシステムが存在し、動物(哺乳類と鳥類)やケンイチなど一部の人間が使うことができる。

動物語を話す時は吹き出しの線が二重になっている。


本作は暴力・破壊描写をはじめ、金属バットで殴打、大量出血、違法行為や殺意を込めた心情描写、身体の一部(耳や指)を切り落とされたり、主人公のせいで半身不随になるキャラクターが出てくるなど、過激なギャグ表現が多い(後に刊行の文庫版では一部台詞が変更されている)。

また、知的障害者や人格破綻者をネタにした差別的な表現も少なからずあり、それが災いして1990年10月9日発売の第45号の「サイボーグ用務員さんの巻」は自治労など用務員が関係する労働組合・団体の抗議により、掲載号が回収される事態を引き起こした。

なお「サイボーグ用務員さんの巻」は出版社側の提示にもとづき、単行本に収録されていない。

あらすじ

国宝 憲一は幼い頃、父親の憲吉の不注意から川に流され、山で行方不明になってしまう。

しかし、山に住む玄米茶に拾われた憲一は野生児としてたくましく成長する。

そして本当の家族と街への憧れから憲一は下山し、程なく本当の家族と再会する。

しかし憲一には都会の知識や常識がまるでなく、本人の人間離れした身体能力もあいまって、普通ではないトラブルに満ちた日常が繰り広げられるのであった。

燃える!お兄さん - Wikipediaより抜粋

今から30年以上前に人気だった作品です。
テーマはギャグで、私は物凄く好きな漫画でした。

登場人物もこの火堂くんを池田秀一さんが演じていたり、

登場シーンと台詞が印象的なロッキー 羽田くんの事は一生忘れる事は無いでしょう。
本当に好きな作品だったのですが・・・
原作となる漫画の方はネタ切れで徐々に面白さを失い、知的障害者や人格破綻者をネタにした差別的な表現に頼る様にもなり、最後は4コマ漫画みたいなネタで誤魔化すまでに至りました。

本作は主人公の憲一くんがリアルな描写でネタフリして、

デフォルメした憲一くんでボケを回収するという黄金コンボがあったのですが、連載途中からはそれが全く見られなくなってしまいました。
目新しい事はせずに、ワンパターンでも初志貫徹でイケばもう少し連載は長く続いたのではないか?と思います。

アニメも1988年制作(全24話)で、ノリがかなり古いという事もありますが、当時の観ても「低予算で手抜きだな」とか「ギャグモノの命とも言える間が悪いな」と感じた位なので、今観るとかなりキツいモノがあります。
昔のジャンプアニメは低予算が当たり前でしたし、ギャグモノは10年もしたらつまらなくなってしまうので本作だけが特別酷い扱いを受けた訳ではありません。
ですが、今あえて視聴する必要があるか?と問われれば全く無いと思います。
どうしても気になる方は漫画の方を読む事をオススメ致します。
個人的に青春時代に愛読した作品(単行本全巻持ってました)なので、強い思いれはありますが評価は★1です。

「やるじゃない」と聞くと北斗の拳のアインを思い浮かべる方が多いと思いますが、私は本作のロッキーくんが思い浮かびますw
それでは、良きアニメライフをノシ

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