ムラゴン ホーム
アニメ批評その643 迷宮ブラックカンパニー
評価：★★★(社畜的ダンジョンファンタジー)
概要
『迷宮ブラックカンパニー』（めいきゅうブラックカンパニー）は、安村洋平による日本の漫画。
マッグガーデンのウェブコミック配信サイト『MAGCOMI』にて2016年12月5日より連載開始。
異世界に転移した後ブラック企業に勤めることになった主人公が、安定したニート生活を手に入れるべく策謀を巡らせる姿を描いた作品であり、その内容から「社畜的ダンジョンファンタジー」と宣伝される。
あらすじ
働きたくない一心で楽に収入を得るための努力を重ね、ネオニートとしての生活を謳歌しようとしていた二ノ宮キンジは、唐突に亜人が住まう異世界アムリアへと転移。
資源発掘による近代化が進むアムリアで生きるために、大企業「ライザッハ鉱業」の労働者として働くことを余儀なくされる。
末端の人間を低賃金で長時間拘束し、過酷な労働に従事させるブラックな現場を何よりも嫌うキンジは、再びネオニート生活を得るため、迷宮の魔神リムや同じ班で働くワニベ、地下迷宮に潜む魔物の数々といった人材をメンバーに加えた「迷宮ブラックカンパニー」を裏で組織。
表向きはライザッハ鉱業で従事しながら、こちらも地下迷宮探索による成り上がりを狙う。
お金持ちになったはずが、異世界転生して社畜になってしまった主人公の二ノ宮キンジです。
「え？コレが主人公！？」と思われるかもですが、声優さんは小西克幸さんで面白おかしく演じてくれてます。
食いしん坊の魔人であるリムちゃんです。
別にヒロインという訳では無いのですが、女性キャラの中ではメインを張ってます。
あとは、おっぱい勇者と、
男の娘のランガちゃんと、
真面目なワニベくん辺りが主な登場人物となります。
↑このソシャゲの方も短命に終わったクソアニメですが、多くの視聴者が期待していた内容が「迷宮ブラックカンパニーの様な作品」だったのでは無いかと思います。
社長、バトルの時間です！(以下しゃちバト)には無かった面白いシーンや、
女性キャラクターの可愛いシーンがあります・・・って、あって当たり前なんですけどねｗ
しゃちバトの凄い所は、常時作品内の空気がギスギスしてて面白くも可愛くもカッコよくも無いという凄い作品だった訳ですが、
迷宮ブラックカンパニーの方は、最下位の社畜スタートから
汚い手を使いながらも理にかなった戦略を用いてのし上がって行く様が、スピーディーかつ面白く描かれています。
しかも意表を突く鷹の爪団とのコラボです。
ちょっととかではなく、ガッツリ出ていて驚きましたｗ
作品自体良作だとは思うのですが、主人公役に小西克幸さんを抜擢したのが本当に良かったのでは無いかと思います。
まさにハマリ役でした(汚いカミナとか言われてたけど)
こち亀の両さんばりに失敗と成功を繰り返しますが、ストレスを感じる事無くサクサクーっと視聴出来ると思います。
是非ご覧になって下さい。
それでは、良きアニメライフをﾉｼ