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アニメ批評その726 魔法使いの嫁

評価:★★(地味で人を選ぶアニメ)

概要

ヤマザキコレによる日本の漫画作品。

『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)にて2014年1月号(2013年11月30日発売)より連載開始。

2014年9月からは『月刊コミックブレイド』を前身とするオンライン雑誌『コミックブレイド』(現MAGCOMI)および『月刊コミックガーデン』(同社刊)にて同時連載中。

おもな略称は「まほよめ」。

2016年のドラマCD化を皮切りにメディアミックス化が進み、2度のOVA化、テレビアニメ化、舞台化が行われた。

あらすじ

生まれつき人ならざるものを見ることができるため他人からも家族からも疎まれ、不幸と孤独にまみれて生きてきた羽鳥智世は、自暴自棄となり謎の男が薦めるままイギリスに渡り、闇のオークションに「商品」として身を委ねる。

その会場でチセは骨頭の人外エリアス・エインズワースに500万ポンドで落札される。

今までの人生に悲観的なチセに対して、エリアスはチセが魔法使いとして大きな素質を持っていることを明かし、自身の弟子にしつつ嫁にするつもりであることを告げる。

イングランドでの生活のなかで、チセは自身と同様に不幸な境遇の者たちと出会い、彼らの心を救う中で自身の過去とも向き合うようになる。

魔法使いの嫁 - Wikipediaより抜粋


OVAが2本出てますが、当レビューはTVアニメ版となります。

羽鳥 智世(cv.種﨑敦美)
本作の主人公で15歳。
魔法使いとして凄まじい潜在能力を秘めるが、人ではないものを見聞きすることができる能力から父と弟に逃げられ、精神的に追い詰められた母に殺されかけるという可哀そうな子です。
しかも人身売買で化け物の様な風貌をした男に落札されてしまいます。

弟子兼嫁をお金で買う陰キャのエリアスさんです。
凄い魔法使いなのですが、お金の力で愛人や奴隷を買うならまだしも嫁を買うというのは共感出来ませんでした^^;

この作品は原作も円盤も共に売れてます。
人気作と言えば人気作です。
ですが、私は全く面白いと感じませんでした。
よくあるファンタジー作品とは異なる作風なのは評価出来るのですが、物語が全体を通じて地味に感じられる点や戦闘シーンが微妙に観えたという点が大きいのかもしれません。
私の感性が狂っているのかとも思ったのですが、動画サイトの再生数を観ると前評判の高さから最初の内は高い再生数を叩き出してましたが、回を増すごとに再生数は激減しておりました。
やはり人を選ぶ作品の様で、好きという方と嫌いという方の両極端で「普通」と評する方が少ないのだと感じました。
更にレビューサイトも巡回して調査したのですが「作風が全体的に暗い感じ」「終始重苦しい感じ」「爽快感が無い」「戦闘シーンがウリで無いのはわかるがそれにしても手抜き過ぎ」といった感想が多く見受けられました。
逆に高評価していた方は「バトルや演出がウリでは無く、心情や感情の変化を楽しむ作品」といった感想が多かったです。
個人的な価値観で恐縮ですが、心理描写がメインの作品はアニメ化には向いておらず小説や漫画向きだと思ってます。
作画が良ければいいという訳ではありませんし、派手なバトルシーンも必須ではありませんが、アニメに期待する所はそういった部分では無いでしょうか?

まぁ円盤は売れてますのでアニメ化は成功です。
原作ファンの方は「アニメ版は微妙」という評価をちらほら見かけはしますが、概ね満足している印象です。
ですが、極端に低く評価している方々の割合が多い点と動画サイトでの再生数の減少数を見るに「人を選ぶ難易度の高いアニメ」という評価をせざるを得ません。
先に申し上げた通り、私自身一瞬でも面白いとは感じられなかった点も含め評価は★2とさせて頂きます。
蛇足ですが私は派手なバトルシーンのあるアニメが好みですが、そういった作品が割合的に多いので、本作の様なしっとりとした作風のアニメは「珍しい」という事で加点対象です。
その加点が無ければ★1でした。
それでは、良きアニメライフをノシ

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