私がTCGから離れた理由はいくつもあるのですが、その中の一つをお話したいと思います。
今回の登場人物
・私
・被害者のA君
・加害者のB君
・その仲間達の4名

行きつけのカードショップに仲良し6人組(大学生～社会人を交えた20代前半のグループ)がおりまして、私も友人関係でした。
※今回被害者のA君と加害者と思われるB君もその6人組に含まれます。
ある日A君の鞄から高額なカードが多数入ったファイルが盗まれました。
状況的にB君しか盗めない状況で、過去にB君は別件で盗難の疑惑をかけられた事もありました。
A君、B君の仲間達である残りの4名も
「状況的にB君しか盗めないはずなので、追い込みをかけよう」
と憤慨しておりました。
「100％とは言えないものの、気の弱いB君相手だったら嘘を言ってるかどうかわかりそうなので、私が聞いてみるよ」
と私が話を預かる事となりまして、B君に連絡を取りました。
B君曰く「明日はどうしても都合が悪いので、明後日でお願いします」
との事で、事件の翌々日に直接会って話をする事になりました。
しかし、翌日に仲間達の一人から電話があり「解決したので大丈夫です」と連絡がありました。
その後B君からも「カード盗難の件ですよね？誤解が解けたので大丈夫です」との一報が入りました。
私ももう解決したのならまぁいいか・・・と思い安堵しておりました。

数日後、盗難事件のあったお店に行った所、常連のとある方から衝撃の事実を聞かされました。
「盗難事件の翌日に別の店で疑いをかけられていたB君が、4人の仲間達にカードを渡していた所を目撃した。数枚とかではなく、カードの束を5人で山分けしていた。」
との事でした。
「その事は被害者のA君にも伝えてある」
との事だったので、何かあれば私はA君の味方をする気マンマンでした・・・
が、その日の夕方、お店でカードゲームの大会のエントリーが始まると例の6人組が仲良くお店にやってきました。
その日の夜、私はA君に電話し「〇〇君から話聞いてない？」と尋ねたところA君から
「聞きました。恐らくB君が僕のファイルを盗んだんだと思います。他の4人には口止め料としてカードを渡したんだと思います。もし5人がグルだったら最初の段階でB君を疑う様な発言は出なかっただろうし、後で買収されたんだと思います。」
と言われました。
私は「それでどうするの？」と尋ねましたが、A君からは
「僕は他に友達がいないので今回の件は不問にするつもりです」
との事でした。
本人が大ごとにしたくない、という事なので私はこの一件から手を引きました。

3か月後ですが、あの仲良し6人組は4人組となっておりました。
A君はカードゲームを引退し、誰とも連絡を取らなくなり(携帯を解約した)、B君は別の盗難事件で逮捕されました。
4人組は「アイツは昔っから怪しいと思ってた」という始末です。

あの当時、私に出来る事はもっとあったのではないか？という後悔の様な気持ちと、例の4人組にカードショップで話しかけられたり、大会などで対戦したりするのが苦痛となり私はそのお店に行かなくなりました。
それでも別のお店やイベントで顔を合わせる事がありまして、直接会って話や試合をするのがかなりキツかったです。
これだけが理由ではありませんが、私がTCGを続けるのが嫌になった理由の一つでした。
今はDTCGだけなので、嫌いな方や苦手な方相手でも画面越しなので然程気になりません。
とても暗い話をしてしまい、申し訳御座いません。
次回は明るいお話をさせて頂きます。

サムネ用に聖なるマミさんを貼っておきますね。
それでは、またﾉｼ

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