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成長率の話@ウマ娘

ウマ娘の強さを語る上で外せないのが「成長率」です。
※トレーニングした際にプラス補正される数値です。
クライマックスシリーズが来て少し変化がありましたので、記事化させて頂きました。

◆成長率の優先度について

スピード>>パワー&賢さ>スタミナ>根性
この順は新環境でも変わらずです。
あくまで「基本的には」という事で、ウマ娘の適性によって変わってくる場合もあります。
各項目に分けて解説させて頂きます。

◆スピードの成長率

どんな距離を走るにしてもスピードをカンストさせないという事は絶対にありません。
リリース当初なら長距離でスピード1200はキツイねぇ〜と言われてましたが、今では1200が当たり前です。
なので、スピードの成長率は高ければ高いほどイイです。
クライマックス環境では根性と賢さタイプのサポカのみで育成する事も多いのですが、その際にスピードの成長率が高いと物凄く育成しやすいです。
ウマ娘の適性によって必要とされる成長率は変わってくるのですが、スピードだけはどの子でも不要という事はありません。
スピードは正義です。

◆パワーの成長率

スピードに次いで賢さ同様重要です。
長距離育成ならスタミナの方が優先されそうですが、チーム戦のコース分けを見ればわかりやすいのですが、長距離は5項目の内の1つでしかありません。
中距離以下はスタミナよりもパワーや賢さの方が有難いので、必然的にスタミナよりも優先度が高くなってきます。
根性の強化により若干パワーの価値が落ちた感はありますが、中盤の位置の押し上げや終盤の加速力はパワーがモノを言います。
逃げでも根性だけが高かければいいという訳ではありませんし、それ以外の脚質でもパワーが低いと「前に追い付けない&同系の脚質に負けやすくなる、上り坂や重バ場で減速する」という事になりやすいので、可能な限り盛りたいステータスです。

◆賢さの成長率

パワーと同価値の賢さですが、ウマ娘の適性によって重要度が変化します(後で詳しく解説します)
根性の価値が高まった分、前環境程の重要度は無くなりはしましたが、それでも重要な数値である事には変わりありません。
短距離、マイル、ダートなら賢さは高くて当たり前ですし、中長距離でも下り坂モードの判定で速度や燃費に影響を与えます。
一応補足ですが、賢さの値はスキルの発動率の他に、中盤の位置の押し上げにも大きく影響する数値です。
パワーと賢さが低いと、逃げの場合は先頭を取りにくい&キープしにくくなりますし、先行以下の脚質でも同じ脚質のウマ娘よりも後方を走る事が多くなります。
前に出過ぎて逆噴射したり、スキルが発動しなくなる事もありますが、相手よりも後ろにいる状態で同じスキルを発動した場合は、ステータスに大きな差が無いと追いつく事が出来ません。
パワー同様、可能な限り盛りたいステータスとなっております。

◆スタミナの成長率

長距離向けのウマ娘ならスタミナの成長率は有難いのですが、スタミナをカンストさせる様な育成をする事は結構少ないです。
ピスケス杯の様な3200mとかのレースでしたらスタミナ1200狙いで良いのですが、金回復2つ獲って根性もモリモリなら別に1100くらいでも大丈夫です。
チーム戦でも長距離のレースは1/5ですし、3000m未満のレースであればスタミナは1000チョイで足ります。
例えば2500mのレースを走らせよう!となった時にスタミナ1200/パワー1000とスタミナ1000/パワー1200(共に金回復有)だったらどちらが強いのか?という事です。
スキルや適性に差がなければ当然後者です。
中距離以下を走らせる場合は、絶対にパワーや賢さに成長率が振られていた方が育成もしやすいです。
という事で、一部の状況を除きスタミナの成長率はワースト2となります。

◆根性の成長率

大幅に強化された根性ですが、成長率に関して言えばワースト1です。
根性の価値をパワーや賢さと同等と仮定してもこれは覆りません。
クライマックス環境での育成は根性育成が流行りです。
根性育成の場合、他のステータスよりも先に根性のステが大体溢れてしまいます。
根性の成長率が0%でもそうなりやすいので、10%でも根性補正があればほぼ無駄になります。
根性育成しない場合もスピードは言うまでもありませんが、パワーや賢さに成長率があった方が絶対に良いです。
基本的に根性以外は使用するサポカに対応した成長率が求められます。
スピードだけは例外で、根性育成や賢さ5枚&友人とかで育成するにしても成長率が高いと助かります。
しかし根性は先に述べた通りですし、スタミナ&パワー&賢さのサポカを使用する際はそれに対応した成長率があった方がステータスが伸びやすいです。

なので、タイシンの様に根性に成長率が20%もある子は、それだけ見ればかなり育て難い子!という評価になります。

◆具体例

ここからは具体例を挙げて解説させて頂きます。
オグリの様な成長率が基本的には理想形と言えます。
長距離を走らせたい場合は、キタちゃんの様にスピード20%/スタミナ10%の方が育成しやすいかもですが、長距離でも何mを想定しているのかで大分変わってきます。
3000m以上ならパワーよりもスタミナの方が優先度高いかもですが、2500mや2600mならパワーでも悪くありません。
スタミナはスタミナサポカ2枚、または1枚と理子ちゃんで1000くらいは余裕で盛れそうですが、パワーをカンストさせるのは難しいと思います。
なので、スタミナよりもパワーに成長率があった方がカンスト、またはそれに近い数値まで持ってイキやすくなります。

スピード最優先といいつつも、こういった成長率の方が有難い場合もあります。
根性4賢さ2の構成ならスピード20%の方が育成しやすそうですが、スピードと賢さ(+友人)の育成方針ならスピードよりもパワーの成長率があった方がバランスがよくなります。

短距離やマイル育成の場合は、賢さもカンストに近いくらいは持ってイキたい処です。
根性育成をするにしても賢さタイプはほぼ使いますし、長距離育成で無い限りは賢さの成長率は本当に有難いです。

賢さの成長率が高くても嬉しく無い例です。
中距離向けで育成した場合は、スタミナの成長率が微妙に感じてしまいます。
※スピードやパワーの方がいい
長距離向けで育成した場合は、賢さを上げている余裕はあまりありません。
サポカや因子の強さにもよりますが、長距離でもパワーは1000以上にしたい処ですし、根性も600くらいは欲しい処です。
その場合、賢さの目標値は600↑となりますし、人によっては400ギリギリになるかもしれません。
何とも嚙み合わせが悪い成長率です。

こちらもスタミナの成長率が高い子ですが、逃げ一択のブルボンにスタミナ20%は酷いです。
逃げは長距離では弱く、中距離以下なら他の成長率の方が育成しやすいからです。

成長率30%の例ですが、長距離で走る事を義務付けられているカフェちゃんならアリだと思います。
3000m以上のレース向けならスタミナカンスト目標で育成出来ますし、そうで無い場合もスタミナサポカ1枚でもどうにかなりそうです。

成長率の種類は少ないほど育成しやすいです。
このデジたんが悪い例で、成長率がバラけているため育成がしにくくなってます。
元々通常の育成でも難易度が高くなってるのですが、流行りの根性育成の場合スタミナの成長率が無駄になります。
実質22%の成長率で育成している様なモノです。

このシチーさんは成長率がバラけてても育成しやすいレアな例となります。
一応長距離適正Bではありますが、得意なコースはマイルと中距離です。
長距離でなければ根性育成が出来ますので、根性4賢さ2の構成で根性練習でスピ&パワーを効率よく盛りつつ、賢さ練習で「ウマい!ウマい!」となります。
最高です。


こんな感じの解説で伝わりましたでしょうか?
個別にサポカの構成込みで「この子は育成しやすいですか?」とご質問頂ければお応えさせて頂きます。
脚質や距離適性で欲しい成長率は変わってきますが、基本的にはスピード>>パワー&賢さ>スタミナ>根性の順に強いという事だけ覚えといて下さい。
それでは、良きウマ娘ライフをノシ

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