アニメ批評その719 一週間フレンズ。
私は知っている。
この作品が名作である事を。
そんな名作を観ていない体たらくな私の代わりにechoさんがレビューしてくれました。
評価:★★★(切ない切ないラブストーリー)
概要
一週間フレンズ。は月刊ガンガンJOKER連載の漫画を原作としたテレビアニメ。
原作のコミックス累計発行部数は170万部を突破している。
2014年4月からTOKYO MX他にて放送された。終盤の展開が原作とは異なる展開になっている。
あらすじ
高校2年生の長谷祐樹は、人と関わろうとせず、いつもひとりでいるクラスメイト・藤宮香織のことが気になり、
友達になりたいと彼女に伝える。
しかし、香織は「嬉しいけどごめんなさい。私は友達を作っちゃダメなの。」と拒否する。
それでもひたむきに話しかける祐樹に、香織も次第に心を開き始めるが、ある日彼女は言う「もう私に話しかけないで」。
戸惑う祐樹に、香織の口から衝撃的な事実が告げられる。
長谷 祐樹
主人公。高校2年生。
純粋で真っすぐな性格で、いつも香織のことを気にかけている。
意外と嫉妬深い一面もある。
藤宮 香織
本作のヒロイン。
祐樹のクラスメイト。小学生時代にある出来事が原因で「1週間で友達との記憶を無くしてしまう」という障害を持ってしまった。
それ以来人付き合いをしたがらなくなる。
普段は冷たい人を演じているが、心を許した相手には人懐っこい本来の顔を見せる。
友達がいなかったため、カラオケなどの遊びに疎い。
山崎賢人、川口春奈主演で実写映画にもなったラブストーリー作品です。
友達に関する記憶を一週間経つと忘れてしまうヒロインの香織は、本来明るくて優しい女の子ですが、友達を作らない様にクラスメイトを避けて学校生活を送っていました。
そんな香織が気になって仕方がない長谷くんは友達になって欲しいと申し込みます。
一週間かけて次第に打ち解けていく2人ですが、週末になると香織は長谷くんの事を忘れてしまうのです。
それでもめげずに何度も友達になる事を繰り返し、諦めない長谷くんの健気な姿と優しさに心打たれるストーリーになっています。
淡い色彩で全体的に優しくあったかい雰囲氣の作画なのですが、その為より一層切ない気持ちになる作品です。
私の中ではラブコメ作品の中でも評価の高い作品です。
全12話と見やすい話数ですし、あったかい気持ちになれるラブコメをお探しならおススメです。
では、良きアニメライフを!