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アニメ批評その720 機動戦士ガンダムNT

評価:★★(ガンダムUCの続き)

概要

「ガンダムシリーズ」に属するロボットアニメ作品であり、2018年11月30日に全国90劇場で公開された。

監督の吉沢俊一は、本作が初監督作品となる。

宇宙世紀を舞台にしたガンダム作品の完全新作劇場映画としては、『機動戦士ガンダムF91』以来27年ぶりとなる本作は、アニメ版『機動戦士ガンダムUC』(以下『UC』)以降の物語を各種メディアで展開するシリーズ「UC NexT 0100」の第1弾として製作される。


ストーリ-は、『機動戦士ガンダムUC』のストーリー担当であり、本作では脚本を担当した福井晴敏が本作以前に執筆した小説版『UC』の追補小説「不死鳥狩り」をモチーフに、『UC』までの宇宙世紀を総括する内容や「戦後の戦争」を取り入れて1本の映画として再構成した内容となっている。

小説「不死鳥狩り」は、元々『UC』の原作小説とアニメ版の結末の差異を埋めることを目的とした作品であり、『UC』のアニメ版で独自に最後の敵として登場した兵器、ネオ・ジオングの存在を整理し、原作小説上での処遇を描くための作品であった。

こうした経緯から、本作では小説「不死鳥狩り」で焦点が当てられた『UC』の小説版とアニメ版の相違点を、再びアニメ版『UC』の設定に合わせるための変更が行われており、小説版『UC』の物語からは繋がらない内容となっている。

福井によれば、小説「不死鳥狩り」は小説版『UC』の外伝に過ぎなかったのに対し、本作は宇宙世紀の本伝を描くことを意識した作品であるとしている。


表題の「NT」とは、ガンダムシリーズに登場する概念である「ニュータイプ」と、「物語」などを意味する単語「ナラティブ」のダブル・ミーニングであり、ニュータイプについて物語る、再定義する、といった意味が込められている。

ガンダムシリーズの原作者として位置づけられる富野由悠季が多くを語らなかったニュータイプの概念の解釈には、脚本を担当した福井による解釈が反映されており、本作の内容そのものが、2014年に角川書店より発売された書籍『ガンダムUC証言集』に福井が寄稿したニュータイプ解釈論の要約を映像化したものとも言え、監督の吉沢は福井の解釈に従うという立場を取っている。

福井は、ガンダムシリーズにおけるニュータイプの概念は作劇上の事情で生まれた御都合主義の設定だとしても、ガンダムシリーズの中では1979年のシリーズ第1作『機動戦士ガンダム』から一貫して「存在と魂」という人間の本質に根ざしたテーマに関連づけて語り継がれてきた設定でもあるとし、それを現代の観点から「語り直す」ことを意図したとしている。

このため、従来のガンダムシリーズで扱われてきた要素のうち、本作では超能力や霊魂といったオカルティックな一面に焦点が当てられるが、そうしたトンデモ(疑似科学)として受け取られがちだった設定を突き詰めることも意図されており、宇宙世紀シリーズの世界設定における異質な存在の象徴であるユニコーンガンダム3号機フェネクスを巡る物語が繰り広げられる。

あらすじ

宇宙世紀0079年。

ヨナ、ミシェル、リタの3人の少年少女は、ジオン公国軍のコロニー落としを事前に察知し、多くの人々を避難させて命を救ったことで「奇蹟の子供たち」と呼ばれるようになる。

しかし身寄りをなくした彼らは、その能力に着目した地球連邦軍により、一年戦争終結後には特殊な施設で過酷な実験に晒されることとなった。

数年が経過した後、ミシェルの一計によってヨナとミシェルは施設から逃れられるも、残されたリタはやがてユニコーンガンダム3号機フェネクスと共に行方が途絶えてしまう。


そして宇宙世紀0097年。「ラプラスの箱」をめぐるラプラス事変は、「袖付き」の壊滅と「箱」の開放によって決着。

その立役者となったユニコーンガンダム1号機と2号機バンシィは、現在では扱い切れない技術的特異点「シンギュラリティ・ワン」として解体・封印されていた。

だが、それと前後して行方不明であったフェネクスが地球圏各所で目撃されるようになる。

ルオ商会の重鎮となっていたミシェルはシンギュラリティ・ワンと同等の力を手にするため、フェネクス捕獲作戦「不死鳥狩り」に着手するとナラティブガンダムを調達し、そのパイロットとしてヨナを参加させる。

機動戦士ガンダムNT - Wikipediaより抜粋


概要欄が長くなってしまいましたが、正史とされるガンダムシリーズは設定が重要なので、なかなか省くのが難しかったです。

当記事では本作の特徴をざっくりと語らせて頂きます。
MSはカッコ良くて、作画は流石は劇場版!という事で非常に良いです。

ガンダムUCの続きの様な作品なので、ミネバ様もご出演されてます。

キャラデザはこのゾルタン様含め、なかなか味のあるキャラが多く良かったと思います。

MSやモビルアーマーの性能はUC同様高すぎる感じです。
私の中で本作の評価は低い訳ですが、単純に面白く無かったです。
何と言うか、熱くなれるシーンが全く無かったんですよね。

ガンダムは流石にカッコ良さげなのですが、主人公のパイロットの腕前が凄いという訳でも無いので、敵をバシバシ倒して行く訳ではありません。
しかもBGMが変わって「ぉ!ここから活躍するんだな?」と思わせておいて、全然活躍しない→回想シーン→またBGM変わる→回想シーンといった塩梅で、テンポが悪いのです。
しかも回想シーンは同じ場面の使いまわしで「もうええっちゅーねん!」と感じてしまいました。
監督は新米だそうですが「このシーンで熱くなって貰いたい」「ここで感動して貰いたい」というビジョンがちゃんとあったのかが怪しい所です。
映像として見せなくてはならない所を詰め込んで、空いてしまった時間を回想シーンで誤魔化した様にしか思えませんでした。
結構過去作の懐かしい面々が一瞬でも出てきたのは嬉しかったし、作画に関しても素晴らしかったとは思いますが、期待外れの残念作だったと評させて頂きます。

ゾルタン様の3分でわかる宇宙世紀!
本作で活躍したゾルタン様が宇宙世紀を3分間で解説して下さった動画です。
コレだけは非常に面白いので是非ご覧になって下さいw
それでは、良きガンダムライフをノシ

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