マイセンのブログ

アニメのレビューとウマ娘の攻略記事がメインです
Twitter→@mysen777

アニメ批評その777 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

記念すべき777回目は有名作で!と思い、echoさんにレビューして頂きました。

評価:★★★★(ひねくれた青春ラブコメ、八幡に共感出来れば傑作)

概要

渡航著、イラストぽんかん⑧によるライトノベルが原作のテレビアニメ。

略称は「俺ガイル」

1期は2013年、2期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』は2015年、3期『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』は2020年放送。

あらすじ

高校2年生の比企谷八幡は、友達を作ることを諦めて「一人ぼっち」を極めようとしていた。

妙な屁理屈をこねながら、ぼっちな高校生活を謳歌しつつリア充を嫌い呪っていた八幡だったが生活指導の教師・平塚静に目をつけられ、「奉仕部」に無理矢理入部させられる。

そこで八幡は、校内一の才女雪ノ下雪乃と出会う。

比企谷 八幡
本作の主人公。総武高校2年生。
「青春とは嘘であり、悪である」と題する作文を書き、静に目をつけられて奉仕部に強制的に入部させられる。
幼少時から友達ができず周囲に存在を軽んじられ、裏切られたりした経験からトラウマを抱えており、他人からの好意を信じられない性格になった。
長年人の醜い部分を見てきたため洞察力に優れ、表面的な現象や世俗的な正義にとらわれない。
現在では友達を作ることを諦めて「ぼっち」であることを誇りにしている。

雪ノ下 雪乃
本作のメインヒロイン。
成績優秀で頭脳明晰、さらに運動でも楽器の演奏でも大抵のことは3日でそれなりに修得できる才色兼備な美少女。
他人に妥協せずに我が道を貫いてきたため、周囲から疎まれ、女子生徒からは常に嫉妬の対象となってきた。
また極度の負けず嫌いで、相手を論破することもある為孤立しやすい。

由比ヶ浜 結衣
本作のもう1人のヒロイン。八幡のクラスメイト。
クラス内カースト最上位のグループに所属しているギャル。
奉仕部に依頼に訪れた際に自分とは正反対のタイプの雪乃に感銘を受けたことから、奉仕部に出入りするようになる。
ギャル風な言葉遣いと見た目に反して男女交際の経験は無い。
空気を読んで周囲に合わせることを信条としており人間関係に器用だが、同時に主体性がない悪癖として自覚もしている。
「やっはろー!」という独特の挨拶をする。


大人気ラノベ「俺ガイル」のTVアニメ化作品です。
舞台は総武高校奉仕部。
奉仕部に強制的に入部させられた八幡は、雪乃や結衣と一緒に学校内で起きる様々なトラブルを解決していく事になります。
設定だけ見ればよくある青春ラブコメ作品なのですが、内容はそんなよくあるラブコメ展開を否定する、ちょっと皮肉の効いたストーリーになってます。


ひねくれ者でぼっちを拗らせている八幡は自分がぼっちである事を利用して、人の心を抉るような言動で嫌われ役になったり、自分を犠牲にする事でトラブルを解決していきます。
八幡の斜め上な解決法と一人語りが面白いので、序盤はスイスイ見られます。
最初は見ていて痛快なのですが、八幡が雪乃や結衣に認められるようになっていくにつれて、この解決方法が奉仕部の面々に重くのしかかっていきます。
後半は恋愛模様も絡んできて、重めで切ない青春ラブコメになっていく展開は見事です。

ただ、そんな重い展開でも後半には第3のヒロイン『一色いろは』が出てくるので重苦しい雰囲気をかなり和らげてくれます。
いろははちゃっかりしていて、あざと可愛い自分を自覚して使い分けるかなり良い性格をしているので、結衣派の私も危うくなびいてしまいそうになりましたw

主人公もヒロインも全員一筋縄ではいかない面倒くさい性格をしている上に、心情を素直に口にするキャラクターでは無いので心の中を色々と考える必要があるのですが、そういった考察をしていくのも楽しいアニメです。
八幡のキャラクターに共感できるかどうかが、この作品を楽しめるかどうかにかかっているので、そういった意味では人を選ぶ作品だと思います。
私は、青春ラブコメ作品の中では一番好きな作品です。
ぽんかん⑧さんのキャラクターは可愛く、作画も良いので見やすいと思います。
全3期、38話+OVA2話と全部追うには中々の長さですが、試しに一度は見て欲しい作品です。
では、良きアニメライフを!

にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村

×

非ログインユーザーとして返信する