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アニメ批評その739 錆色のアーマ-黎明-

echoさんが恐ろしいアニメをレビューしてくれました^^;

評価:★(アニメをなめるな!)

概要

錆色のアーマは、舞台を中核としたメディアミックスプロジェクト。

漫画・アニメ・ゲームなどを原作としたいわゆる“2.5次元舞台”の展開の仕方とは逆に舞台版が先に生まれ、そこから様々なメディアミックス展開を図っていく“逆2.5次元舞台”プロジェクトとして始動した。

戦乱の世で天下統一を夢見る男たちの生き様を描く。

なお、“アーマ”とは作中の武器の名前である

あらすじ

イスパニア軍に侵攻されているパラレルの戦国時代。

紀伊国の雑賀の里も襲撃される。

里人の生き残りを避難させ死者を供養した後、雑賀衆たちは尾張に逃れる。

そこで諸国放浪してきた三郎信長と出会い、孫一たちはイスパニア軍のコンキスタドール兵を迎え撃つ訓練をする。

そしてコンキスタドール兵を率いるルシオ・コルテスと対峙するが、彼は記憶を失った孫一の弟だと明かされる。

2022年冬アニメのエクスアーム枠ですw
いわゆる安いCGを使って主要キャラを動かし、1話のみしか登場しないキャラクターなどは2Dアニメーション作画でごまかす、超低予算アニメの事なのですが…。
この錆色のアーマ、エクスアームに申し訳ないほど酷いアニメでしたw

元々、このアニメの原作は2.5次元舞台だそうです。
2.5次元舞台はアニメを原作に、舞台上で役者が演じるエンタメで『ミュージカル テニスの王子様』とか『弱虫ペダル』など女性人気が高い作品が多いです。
この錆色のアーマは、逆2.5次元プロジェクトとして立ち上げられて、舞台先行で始まった企画らしいです。
その為、最終的にアニメを制作しなければならず、とりあえずアリバイ作りで低予算アニメを作ったという経緯が見え隠れします。
いくら2.5次元舞台が流行りのエンタメであっても、テレビで予算が取れるほど巨大市場ではないでしょう。
恐らく低予算アニメでごまかそうとしたんだと思いますけど、アニメをなめるなって感じですね。

背景は「漫画にっぽん昔ばなし」よりも低クオリティで、CGも敵キャラは同じ鎧を被らせてコストを浮かせ、主要キャラも顔のアップや武器のアップでごまかし、バトルシーンは背景を入れられなかったのか集中線を入れたりと予算を抑える為の涙ぐましい努力が見られます。

ストーリーもスケールが小さく内容もいまいちでした。それでも毎回お風呂シーンを入れる変なこだわりは見せていましたw
特にひどかったのは過去回想シーンです。
当然、子供の頃のCGキャラなど用意できないでしょうから2Dアニメを使う事になるのですが、アニメとして動かすことまで放棄していて、イラストを上下左右に動かしてごまかすという驚きの手法で放送してました。
紙芝居じゃないんだからw
声優陣も2.5次元舞台の役者さんが担当しています。
当然本職ではないですから、ほとんど棒読みで見ていてこっちが恥ずかしくなります。

おそらく本編は、Cパートの舞台役者さんが散歩や神社巡りをしているところだったんじゃないかと思いました。
流石の原作舞台ファンもCパートが無ければ見てないんじゃないでしょうか?
最後はストーリー上、綺麗に締めていたので2期が作られるような悪夢はないでしょうが、2度と逆2.5次元プロジェクトなんて企画は立てないでほしいです。

どれくらい酷いのか知りたい方は1話だけでも見てください。
では、良きクソアニメライフを!

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