アニメ批評その1060 真救世主伝説 北斗の拳
評価:★★★(声優が気に食わないけども)
概要
作画・原哲夫、原作・武論尊による漫画作品『北斗の拳』を原作とした、全5作からなる一連のアニメシリーズである。
第一部 (映画)真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章
第二部 (OVA)真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝
第三部 (映画)真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章
第四部 (OVA)真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝
第五部 (映画)真救世主伝説 北斗の拳 ZERO ケンシロウ伝
あの有名な北斗の拳のリニューアル版です。
初代アニメと比較すると比べ物にならないくらいに作画が向上しております。
流石に20年くらいの年月が経っておりますので、当然といえば当然です。
昭和の古いアニメよりも本作をオススメしたい処ですが、一つだけ問題があります。
それは声優のチョイスです。
ケンシロウ役が阿部寛さんなのは意見が分かれる処です。
※個人的にはアリです。
しかしラオウが役の宇梶剛士さんの演技はアニメ向きとは言えず、違和感しかありません。
他にもユリア役に石田ゆり子さん、新キャラのレイナ役に柴咲コウさんなどが起用されてます。
プロの声優さんはある程度実績のある方であれば、大体どの程度の実力があるのかとか、どんな声が出せるかが事前にわかると思います。
しかもベテラン声優であってもオーディションで振るいに掛けられる事もある中、芸能人だからという理由で上手くイクかどうかもわからん方を起用して、イモ演技でもOKになってしまうのはどう考えてもおかしいです。
役者としても宇梶剛士さんは好きですが、宇梶さん目当てで本作を視聴する方は少ないでしょうし、超重要なキャラを素人に演じさせる神経が理解出来ません。
ですが、やはり昭和のアニメですと作画面においては残念と言わざるを得ない仕上がりなので、
コアなアニヲタで無い限り、多少演技力が酷い方がいたとしても新しい方が楽しめるんじゃないかな?と思う次第です。
初代の方は私の様なおじさん向けで、パチンコやパチスロで北斗の拳に興味を持った方は新しい劇場版&OVA版で良いと思います。
それにしても何故芸能人を起用したのか・・・
製作に携わったトムス・エンタテインメントが芸能人起用したがる傾向がありまして、近年ではナナマルサンバツとかでやらかしてます。
いい加減学んで欲しいです。
それでは、良きアニメライフをノシ