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アニメ批評その822 勇者、辞めます

評価:★★(中盤が退屈)

概要

クオンタムによる日本のライトノベル。

KADOKAWAの小説投稿サイト「カクヨム」にて2017年1月12日から2月7日まで連載された。

第2回カクヨムWeb小説コンテストファンタジー部門で大賞を受賞。

四六判版は2017年12月10日から2018年10月10日まで同社の『カドカワBOOKS』より全3巻が刊行され、その後文庫版が『富士見ファンタジア文庫』にて2022年2月19日から刊行されている。

メディアミックスとして、漫画版『勇者、辞めます』が『ヤングエースUP』(KADOKAWA)にて2018年5月31日から連載されているほか、2022年4月から同タイトルでテレビアニメが放送中。

あらすじ

剣術や魔術、様々な技術に精通する勇者に魔王軍は敗れ、戦後再起を図るべく活動していた。そこへ、かつての勇者であったレオが訪れる。

単独で魔王軍を倒したその強大さを危険視され、人間の国から追放されていたレオは、戦後の様々な問題を抱えている魔王軍に正体を隠したまま入ると、迅速に立て直していく。

勇者、辞めます〜次の職場は魔王城〜 - Wikipediaより抜粋

魔王軍を一人で倒したチート勇者が、

何を思ったか、魔王軍への入団を志望する処から物語が始まります。

魔王はそれを全力で拒否します。

魔王の部下である四天王の中には勇者に好意的な人もいたため、魔王に内緒で仮採用となり、

変装して落ちぶれた魔王軍を再建するという話です。

魔王軍と言っても悪い人は皆無で、四天王もその部下もイイ奴ばかりです。
ですが、開幕の魔王とのやり取りは面白かったのですが、魔王軍の立て直しの話がどうにもこうにも退屈で、視聴を切りたい衝動に駆られながら我慢して見続けました。

時折勇者の過去話が挟まり何となく設定が見えてくるのですが、そのせいでラストがどうなるか何となくわかってしまったのも興ざめでした。

まぁ、四天王の一人(リリ)が可愛かったり、

本渡楓さん演じる魔王も少し馬鹿・・・いや、鈍くて可愛かったりもしましたが、国や軍を立て直す系のアニメは今時珍しくありません。
「ほほぅ、この主人公頭いいなぁ」とか「鬼畜な手を使いよるわいw」といったシーンが無いと面白みを感じられないのですが、本作は当たり前の事を無知な四天王に教えるだけだったので退屈に感じてしまいました。

物語のオチは読めてて実際その通りの終わり方だったのですが、終盤の突入の仕方には目を見張るモノがありました。
ちょっと偉そうな言い方になってしまいますが、アニヲタとは呼べないライトなアニメ好き、またはアニメを観始めたばかりの方であれば魂が震えると思います。
終盤に全振りしている本作ですが、中盤の退屈なシーンを我慢出来ればそれなりの満足感は味わえると思います。
個人的な事を申し上げますと、主題歌を歌ってる鈴木みのりさんとリリ役の大和田仁美さんは応援している声優さんなので、本作の成功を祈っておりました。
そんな私が視聴して「中盤・・・というか終盤までの殆どがつまらなかった」と感じつつもラストは良かったな!という感想でした。
「じゃぁラストの方だけ観ればいいのでは?」というとそうでは無く、全てを観ないとキャラに対する思い入れ的なモノが無い状態なので面白いと感じられないはずです。
退屈なシーンが多いのでオススメしずらくはあるので、評価は★2です。
ですが、最後の方は面白くなるので観ておいて損は無いとも思います。
何とも評価の難しい作品ではありますが、出演されている声優さんが好きかどうかで視聴するか否かを判断するとかで良いと思います。

ウマ娘のスマートファルコンがお好きな方には強くオススメ致します。
それでは、良きアニメライフをノシ

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