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アニメ批評その825 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

評価:★★★(こんにちわ、アークです)

概要

秤猿鬼による日本のライトノベル。イラストはKeGが担当している。

『小説家になろう』にて2014年10月から2018年7月まで連載された。

書籍版がオーバーラップノベルス(オーバーラップ)より2015年6月から刊行されている。

漫画版がWEBコミックサイト『コミックガルド』(オーバーラップ)にて、2017年2月から連載されている。

2022年5月時点でシリーズ累計発行部数は200万部を突破している。

あらすじ

主人公はオンラインゲームを遊んでいる途中に寝落ちしてしまったのだが、次に起きるとどういうわけかそのオンラインゲームの世界に、自身のゲームキャラクターであるアークの姿と能力で転移した。

ゲームで装備していた最強クラスの武器防具があり、天騎士になるまでに覚えていた魔法も使え、ゲーム中最大レベルである255までキャラクターを鍛えていたため、アークは異世界での生活に何も不自由を感じなかった。

ただし鎧の中の姿形もキャラクターをそのまま再現した骸骨状態であったため、人前ではモンスターと間違われてしまうため不用意に兜すら脱ぐ事は出来ない。

しかしアークは深く思い悩まず、ダークエルフのアリアンや精霊獣のポンタ、獣人のチヨメと共に、気ままに異世界を旅することになった。

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中 - Wikipediaより抜粋

内容的にはよくあるゲームの世界に入り込んじゃった系の異世界転生モノです。
主人公のアークですが、

鎧の中は骨です。
異世界転生する前のアバター設定が骨だったので、そのままになってしまいました。

割と「ぐへへ」な展開があるのですが、

正義の心を持ったアークが弱者を助け、悪を撃つという物語です。
本作は「令和の黄金バット」とか「正義のアインズ様」とも呼ばれてます。

そんな骨骨しいアークがファイルーズあいさん演じるおっぱいエルフと世直しの旅をする物語です。

オーバーロードのアインズ様の様に外っ面と内面は大分異なる感じなのですが、オバロの様な斬新さは無く、異世界転生モノの王道を行く様なストーリーです。
作中で主人公は強いは強いのですが、アインズ様の様な圧倒的な力を持っている訳ではありませんので、人によっては肩透かしを食らった感覚を味わうかもしれません。

◆本作の個性

オバロ以外にも主人公が人外という作品が増えてきましたので、アークが骨でも特別感は薄いです。
個性という点においては、技や呪文を使用した時の演出がわかりやすいけどダサいという点です。
私の感性で申し上げると嫌いではありませんし、アニメを観慣れて無い方はわかりやすさを評価しそうですが、アニヲタが観れば「ぇえ・・・」って思わるかもしれません。

作画が特に良いという訳では無いのですが、所々アークの登場シーンがカッコいいのが好印象です。
アーク自身が紳士であり、彼の人柄で作品が好きになった方も多いのでは無いでしょうか?

【ノンクレジットOP】TVアニメ「骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中」PelleK「嗚呼、我が浪漫の道よ」
どんな作品かはOPを観れば凄くわかりやすいと思います。
SE付きのOPは古臭く感じる方もいらっしゃると思いますが、私は好きです。
骨骨しいアークですが、アインズ様とは違った魅力があります。
「スゲーおもしれー!」とはならんと思いますが、一定の満足感は得られると思いますので宜しかったらご視聴なさって下さい。
それでは、良きアニメライフをノシ

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