アニメ批評その830 組長娘と世話係
評価:★★(八重花ちゃんが可愛い)
概要
つきやによる日本の漫画作品。
ウェブコミック配信サイト『コミックライドピクシブ』にて2018年6月5日から連載後、2020年5月より『コミックELMO』に移籍し連載中。
2022年7月時点でシリーズ累計部数は85万部を突破している。
あらすじ
桜樹組の若頭である霧島透は、すぐに暴力で物事を片付けることから「桜樹組の悪魔」と呼ばれていた。
ある日、組長の桜樹一彦に呼び出された霧島は、桜樹の一人娘である八重花の「世話係」を命じられる。
本作の主人公である霧島は28歳でヤクザの若頭です。
鬼畜な性格かつ暴力が大好きな男でしたが、
組長から娘の世話係を命じられます。
この7歳の八重花ちゃんがとても可愛くて、余りにも幼女の演技が上手なので「本物の子役を使ってるのかな?」と思ってたら何と、
和多田 美咲さん(ウマ娘のメイショウドトウ)でした。
割とビックリです。
で、この二人が仲良くなってゆき、ほのぼのした日常を繰り返す・・・
と思いきや、職業がヤクザなだけあってシリアスな展開もあったりします。
しかし「現実にこんなに優しいヤクザはいないでしょw」と思う部分もあり、アニメなんだから別にいいじゃん?と思う私もいたりして、本作の評価についてはかなり悩まされました。
本作の知名度やアニメの評価は至って普通で、私自身も楽しく視聴する事が出来ました。
主人公の霧島役は細谷佳正さんが演じてるのですが、キャラのイメージにあったイケボで好感が持てました。
特に悪い処は無いのですが、逆に印象的なシーンも無く「主人公がイケボで幼女が可愛いな」という感想しか思い浮かびません。
数年前だったらこの内容でも良かったとは思うのですが、近年はアニメのレベルも大分上がってきてまして、この位の面白さでは人様にオススメする程では無いという判断に至りました。
ちょっとぶっ飛んだ回もあったのですが、この位インパクトのある回が複数無いと印象に残りません。
これは断言させて頂きますが、本作を観た方々に「面白かったか否か?」というアンケートを取ったら過半数が「面白かった」と答えると思いますが、2年後に同じ事を聞いたら殆どの方が「そんなアニメあったねー」という感想で主人公や幼女の名前は憶えていないと思います。
アニメは年間300本ほど製作されているそうで、毎期10本ずつ視聴しても年で40本とその年に制作されたアニメの13%ほどしか視聴する事が出来ません。
そう考えた時に本作はその13%には入らないアニメとなりそうなので、評価は★2です。
個人的な事を申し上げますと、先に述べた通り好きな声優さんがイメージ通りの演技をしてくれただけでも高評価したいのですが、当ブログのレビューは「人様にオススメ出来るかどうか」を重視しておりますので、心を鬼にしての低評価です。
★2のアニメは「クソアニメだけど評価出来る部分がある」というモノから「個人的には★4相当だけど人様にはオススメしにくい」というモノまで含まれるので、ふり幅が広いです。
腹を抱えて笑う様なシーンはありませんが、とにかく八重花ちゃんが可愛いです。
私と似た感性をお持ちの方だったらお楽しみ頂けると思います。
それでは、良きアニメライフをノシ