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アニメ批評その861 ドリフターズ

評価:★★★(Fate好きはハマりそう)

概要

平野耕太による日本の漫画作品。

少年画報社の月刊漫画雑誌『ヤングキングアワーズ』にて2009年6月号(4月30日発売)より連載中。

2016年11月時点で1~5巻までの累計発行部数は350万部を突破している。

古今東西の英雄が、中世ファンタジー風の異世界に召喚されるアクション系歴史ファンタジー作品。

前作の『HELLSING』同様、陰影を強調した重厚な絵柄や独特の大仰な台詞回しが特徴。

あらすじ

西暦1600年、関ヶ原の戦いの最中、謎の存在「紫」の手により島津の退き口から、エルフやオークのいる異世界に召喚された島津豊久は、同様に流れ付いた織田信長や那須与一と出会う。

その地で「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれる豊久らは、成り行きと武士としての本能から、人間が支配するオルテ帝国に虐げられるエルフの村を解放し味方に付けると、その勢いのまま「国奪り」を開始する。


一方、北方の地では「EASY」の送り込む召喚者達「廃棄物(エンズ)」が黒王を頂点とし「人ならざる者」の軍勢をもって人類を絶滅させるべく進軍を開始していた。

安倍晴明率いる、魔導結社「十月機関(オクト)」は漂流者を集め黒王軍に対抗すべく、豊久達にも協力を要請するが、信長は「漂流者による国奪り」こそが唯一の方法であると説き、兵権の掌握と自軍の設立に向け動き出す。

黒王の命を受けた廃棄物ジャンヌとジルドレの襲撃を退けた豊久達は、休む間もなくドワーフ族を解放し、自軍に組み入れる。

ドリフターズ (漫画) - Wikipediaより抜粋

主人公は妖怪首置いてけ島津豊久で、一度死んだ英雄が異世界に召喚されて戦う物語です。
設定がFate/stay nightと似ているのですが、異なる点は漂流者(ドリフターズ)側と廃棄物(エンズ)側が戦争をしておりまして、豊久は漂流者側となります。

漂流者側も超有名な英雄ばかりで、かの有名な織田信長や

源平合戦で有名な那須与一

陰陽師と言えばこの人!とも言える安倍晴明などがおります。

敵となる廃棄物側は黒王と呼ばれる謎の人物ですが、

ジャンル・ダルクや

土方歳三などがいると聞けばワクワクしませんかw?
Fate/stay nightと違って召喚される英雄の数に上限はありませんし、個と個の闘いでは無く、軍勢を率いての戦争です。

織田信長が軍師として活躍し、那須与一がエルフを鍛えて戦わせたりします。
どうです、面白そうでしょ?

悪だくみをする信長
鉄砲をこさえて敵を屠る信長
そして、

コミカルな信長と、信長ファンには堪らない作品です。

「島津=ヤバイ」という認識を持った方もいらっしゃるかもですが、本作の豊久は生粋のバトルジャンキーです。

英雄の数に上限が無いと申し上げた通り、数多くの英雄が登場しますし、

巨乳のエルフもいます。
しかし、内容的には超絶に面白い本作ではありますが、二つの欠点を持ち合わせております。

◆本作の欠点について

絵柄が独特
私は大好きなのですが、人を選ぶと思います。
「人に勧められてHELLSINGを観たけど好きになれなかった」という方は特に厳しいと思います。

原作が進まない
趣味に没頭してるのか、原作の漫画が全然進みません。
2009年から連載を開始して、未だ6巻しか出てません。
原作は単行本を買ってる私ですが、完結するのにあと10年は掛かると見ております。

そういった懸念はありますが、平野先生の絵柄に抵抗を持たない、かつ気長に待てるという方は今すぐにご視聴下さい。
HELLSINGが面白かったと感じた方にはぶっ刺さるはずです。
上記に挙げた懸念される点があるため評価は★3ですが、個人的には4以上の評価で大好きな作品です。
進みの遅い作品の原作者がSNSに興じてるのを見ると腹が立ってしまう私ですが、平野先生のtwitterは面白いので何だか許せますw
という事で、私は気長に待つつもりです。
そんなこんなで、それでは良きアニメライフをノシ

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