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アニメ批評その881 忍の一時

「忍のアニメ?対魔忍かな?」と思った私を許して下さい。
レビュアーはechoさんです。

評価:★★(惜しい忍者アクションアニメ)

概要

忍びの一時は、DMM pictures、TROYCA制作によるオリジナルテレビアニメ。

あらすじ

忍者は、存在しない。…と、我々は思っている。

仮に忍者が存在したところで、忍者はその姿を我々に晒すことはない。

だからこそ、忍者は『表向きには』存在しないのだ。

主人公、櫻羽一時は、我々と同じく忍者は存在しないと思っている、普通の男子。

彼には普通の、幸せで輝かしい日々が約束されている…はずだった。

ある日、一時は命を狙われ、それが甲賀忍者の仕業であると聞かされる。

なぜ一時は命を狙われたのか?

それは…彼が由緒正しき、伊賀忍者第19代正当後継者だったからなのだ!

伊賀と甲賀は長年対立しており、甲賀は伊賀を侵略しようとしている。

一時が生きるためには…自らも忍者になるしかない!

こうして、誰も知らない忍者の世界に身を投じる一時。

一人前の忍者となるべく学び、戦い、苦難に立ち向かう。

だがそれは、一時が辿る過酷な運命の、ほんの序章でしかなかった…。

櫻羽一時
高校一年生の少年。
突如、命を狙われていることが分かり、伊賀忍者頭首の息子、伊賀忍者であると告げられる。

櫻羽弓香
一時の母。
伊賀サービスエリアの店長として働いている。伊賀第18代目頭首。

加賀時貞
伊賀忍者。
普段はサービスエリアでうだつの上がらない店員として働いているが、実は現役最強と名高く「修羅の時貞」と恐れられている。

紅雪
伊賀忍者。一時の幼馴染。常にマスクを着けていて寡黙。
一時が幼い頃から陰ながら見守る役目を担っている。

美濃部鬼道
甲賀忍者頭首代行。弟であり元頭首、鬼神丸の死後、頭首の座を継いだ。
痛みには痛みを持って返すなど、力で統べる思想の持ち主。

オリジナルのニンジャアクションアニメです。
主人公の一時は伊賀に住む普通の高校生として生活していました。
しかし後輩の女の子にハニトラのうえ命を狙われ、実は伊賀忍者の跡継ぎだと知らされます。
母親は伊賀の当主で、親戚から近所のおじさんおばさんまで全員忍者だったという設定です。
一時は自分の身を守るため、忍者の学校に入るのですが、そこで甲賀忍者との血で血を洗う因縁がある事を初めて知ることになります。

いわゆる学園ものと、忍者同士の抗争を描いていく事になるのですが、どちらにも振り切ってない為、学園ものとしても、忍者同士のアクションものとしても物足りない、ちょっと中途半端な出来になってしまいました。
主人公は完全な素人で序盤はずっと頼りないですし、甲賀側はただただ嫌な奴らとして描写されているのでキャラクターの魅力もいまいちです。
時貞は最強忍者としてなかなかカッコいいんですが、学園ものになってからはほとんど出番が無くなってしまいます。
これなら無理に学園ものにしないで、忍者アクションに振り切っても良かったんじゃないかなぁと思いました。

終盤は伊賀と甲賀の抗争が激しくなり、アクションもなかなか見ごたえもあって面白くなってきたのですが、序盤でかなりの人が脱落してしまったのではないかと思います。
オリジナルアニメらしい先の見えない展開と、見ごたえのあるアクションもあるので、忍者アニメが好きな人にはおススメです。
では、良きアニメライフを!

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