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アニメ批評その966 LISTENERS リスナーズ

評価:★(洋楽とロボがミスマッチ)

概要

APPA制作による日本のテレビアニメ作品。

2020年4月から6月まで毎日放送・TBS『アニメイズム』B1ほかにて放送された。

とある少年が身体にインプットジャックが空いた謎の少女であるミュウと出会って、共に世界を旅していくストーリーが描かれる。

あらすじ

人類が「ミミナシ」という謎の生命体に脅かされる世界。

ミミナシに対抗して戦えるのは、戦闘メカ「イクイップメント」。

そのイクイップメントとプラグインし、操ることのできるのは「祈手(プレイヤー)」という能力者であった。

リバチェスタという街で暮らす少年エコヲは10年前、ミミナシと戦ったジミに憧れを抱いていた。

ある日、エコヲはスクラップ山で記憶喪失の少女を発見する。

彼女は腰にアウトプットジャックを持つプレイヤーだった。

翌日、街はミミナシの大群に襲われるが、少女はエコヲ自作のイクイップメントを操りミミナシを殲滅。

エコヲは彼女をミュウと名付ける。

二人は街を飛び出し、ミュウの記憶やジミを探す旅に出る。

LISTENERS リスナーズ - Wikipediaより抜粋

メディアミックスプロジェクト「カゲロウプロジェクト」を手掛けたじん氏が、ストーリー原案や音楽を担当するオリジナルロボットアニメとして注目されました。
本作ははロック史の伝説をモチーフとしており「音楽ロボットアニメ」として、オマージュされているキャラやシーンが多々あったのですが・・・

元ネタが分からなさ過ぎて、殆どの方がついていけませんでした。

パリピ孔明の様なアレンジでアニメ好きに受け入れられる感じだったら良かったのでしょうが、それが出来なかった時点でコンセプトが破綻しております。
そしてもう1点、絶望的な要素があります。

ロボがカッコ悪い

ロボアニメにおいて、これは致命的です。

なんかもう、先行者が戦ってる様にしか見えませんw

そもそも洋楽とロボットバトルがミスマッチであり、何から何まで噛み合っておりません。

きっと芸術肌の人間ばかり集まってしまい「斬新なアニメを作ろう」というノリになってしまったのでしょう。

レビューサイトでは「キャラに魅力を感じない」「話がつまらない」「いうほど音楽が良くない」というご意見がかなり多く、言い逃れの出来ない失敗だったと思います。

MAPPAは多くの名作を生み出している一方で「なんでこんなのアニメ化したの?」といった作品もまぁまぁありますので、悪い処が出てしまった感じです。

アニメで表現する必要の無い作品や、アニメファンが喜びそうに無いモノは製作して頂かなくて結構です。

MAPPA製作のアニメは好きなモノが多いので、今後の躍進に期待します。

それでは、良きアニメライフをノシ

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