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アニメ批評その1010 マッシュル-MASHLE-

評価:★★★(ほぼほぼ力業で解決)

概要

甲本一による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2020年9号より2023年31号まで連載。

第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞(8位)を受賞。

個性的でバラエティーに富んだ登場人物たちによる切磋琢磨の様子や、戦闘とシュール・ギャグなどの落差の激しさなどで、日本だけでなく海外でも人気がある。

2020年には日本財団の英語で読める推奨漫画5作品の中の1つに選ばれている。

アニメ1期は2023年4月8日 - 7月1日に放送された。

あらすじ

当たり前のように魔法が存在し、誰もが当たり前のように魔法が使える世界「魔法界」。

卓越した魔法使いたちが所属する魔法局によって管理される社会では、魔法の能力が高ければ社会の上層になれる一方で、能力が低いと落ちこぼれ扱いを受け、さらに魔法が一切使えない魔法不全者は殺処分される厳しい社会でもあった。

人里離れた深い森の奥にて日々筋トレに励む少年マッシュ・バーンデッドは魔法が使えず、養父レグロ・バーンデッドに密かに育てられていた。

ある日、マッシュの存在が魔法警察にバレてしまい、警官のブラッド・コールマンに踏み込まれる。

しかし、マッシュは長年の鍛錬で培った圧倒的な筋力とパワーで、かつてドラゴンも追い払ったという凄腕の魔法使いであるブラッドを返り討ちにしてしまう。

マッシュの力を目の当たりにしたブラッドは、マッシュとその養父を見逃す代わりに、マッシュに魔法学校に入学して優秀生徒の称号である「神覚者」を獲得し、それに付属する莫大な助成金や権利を要求する。

いずれにしても世界を変えなければ家族との平和な暮らしが得られないマッシュは、ブラッドの提案を飲み、魔法界の中枢を担うエリートを輩出してきた由緒ある名門魔法学校イーストン校への入学を決める。

魔法のエリート達が集まる魔法学校を舞台に、魔法が使えないマッシュは、その超人的な肉体のみを武器に「神覚者」を目指す。

マッシュル-MASHLE- - Wikipediaより抜粋

魔法が使えないとお話にならない世界において、筋力とパワーでだけでどうにかしてしまうマッシュ・バーンデッドくんです。
作風的にはワンパンマンと若干似ていると言われておりますが、周りに強い事があまり知られていないサイタマ先生とは違いマッシュくんは強者で通っておりますし、コメディー色が強いのも特徴です。
本作の流れとしましては、

力業を魔法と言い張るマッシュ

シュークリームが大好きなマッシュ

問題は暴力で解決

隙あらばシュークリーム

可愛い子が出てきても、

シュークリーム

笑いを誘う「ファーン」

シュークリーム

強そうな敵が出て来ても、

シュークリーム

カッコいいシーンもあるけれど、

シュークリーム!
大体こんな感じです。

「低予算だな」と言われている本作ではありますが、A-1 Picturesが制作しておりまして、それなりのクォリティーは担保されてます。
日本ではそれほどではありませんが、海外では高い評価を受けている様です。

バトルシーンが少し多めで、マッシュ以外のキャラが戦う時は少々退屈に感じてしまいましたが、

上しゃま演じるレモンちゃんが、ちょっと頭おかしくて好きです。

原作者がネームを書いている時に「担当からヒロインがいるだろ」と言われて作ったキャラクターで、女の子を描いた事がなく甲本先生は最初は抵抗しましたが、仕方なく作ったそうです。
頭がおかしいながらも、ツッコミもこなせるいいキャラだと思います。

ジャンプ作品らしい良さがある作品でもありますし、2024年1月から2期の放送も決定しております。
先に述べた通り、言う程ワンパンマンとは似ておりませんが、シンパシーの様なモノは感じますし、それよりもどこかで見た事ある様な演出もあるのですが、そこは観てのお楽しみという事で伏せておきます。
それでは、良きアニメライフをノシ

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