アニメ批評その26 ガイコツ書店員 本田さん
評価:★★★(本屋さんの大変さがわかる良作)
作風
本作では書店員の仕事ぶりがコメディタッチで描かれている。
具体的には、書店に勤務した経験を持つ人間でなければ分からないことや「コミック売り場を舞台に展開する様々な異文化コミュニケーション」が描かれており、本田によると、作中で描かれた出来事や登場人物の発言は全て現実にあったものだという。
一方で、本田の同僚や出版社の人間についてはデフォルメして顔を隠すという配慮がなされている。
客は人間の顔で描かれているが、こちらについても見た目は変更されている。
本作はもともと、本田が書店で経験した「おもしろいこと」を漫画化したのに端を発しており、それをpixivで公開したところ編集者から声がかかり『ジーンピクシブ』での連載に至ったという。
一方で本田は本作を描くに当たり、「人の趣味嗜好を笑う話にはしない」よう注意を払っている、と語っている。
書店員の本田さんの日常と苦労を描いた作品です。
ちなみに本田さんは、
こんな感じですw
同僚の方々はこんな感じ
見た目がヤバそうですが、みんなちゃんとした方々です。
これ普通のキャラデザだったらここまで評価されてなかったかもしれません。
キャラの印象が薄いと登場人物が増えた際にどんな人だったら忘れてしまったりしますし、内容以前に観る気が起きない場合もあります。
本作は、勿論内容は面白いし為にもなりますが、最も評価出来る点はキャラデザの部分じゃないかな!?と思ってます。
本作には外人さんがたくさん出てくるのですが、その度に本田さんがテンパってて面白いです。
本屋さんの大変さがわかる「ガイコツ書店員 本田さん」
是非ご視聴下さいませ
それでは、良きアニメライフをノシ